１：今日の郵便物
２：「蜘蛛女のキス」楽日
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１：今日の郵便物
○友人から、市村さんＦＣ情報が届きました。
１：６／９ ＡＭ９：００〜９：１５ ＮＨＫ教育で
お話の国「パンチャトラ」再放送です。
２：７月公開のポケモンの映画にも、声優として参加されるそうです。
それに関連したラジオが６月〜７月にかけて流れます。
全５回で、第３〜５回に出演予定です。
６/２９、７/６、７/１９放送予定。
○パルテノン多摩の会報が届きました。
＜Ｄｕｅｔ＞
出演：川さき麻世、鈴木ほのか、他
日時：１０/５(月)１８：３０〜 ￥4,500-
発売予定：７/３（一般は７/１１〜）１０：００〜。042(376)8181
○アートスフィアから、第７回東京オピニオンズフェスティバルの案内です。
前回「９９９」を上演したフェスティバルなのですが、
そうねぇ、今回も「機会があったらね」という感じですか・・・。
ミュージカル関連は、宮本亜門のダンス公演「七つの大罪」とやらと、
アルゴミュージカル「フラワー」のみです。
先行予約は、６／１９までに同封の葉書が必着です。
私、大してアートスフィアは行っていない気がするのですが、
こんな人間にまで真面目に送ってきますね・・。不思議です。
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３：「蜘蛛女のキス」楽日
※青山劇場
※12:30開場、13:00開演
１幕13:00〜14:30（15分休憩） ２幕14:45〜15:40
※Ｏ−２１番 ￥12,000-
※オーロラ：麻実れい、モリーナ：市村正親、ヴァレンティン：宮川浩
刑務所長：高品剛、モリーナの母：大方斐紗子、マルタ：麻生かほ里
ガブリエル：津田英佑、看守(マルコス)：遠藤麦太、看守(エステバン)：笠原竜司
※中村隆男、泉拓允、内田晃一、藤浦功一、水野英治、河岡裕門、青柳孝志
小原和彦、木村公一
いやぁ、これの楽を観られるとは全く思っていなかったので、
席に着いた時の感動はまた、ひとしおでした。
勿論、「星の王子さま」の楽も観たかったのですが、
アートスフィア時代も通じて初めての
センターブロックからの蜘蛛女を観るためだったと思えば、
多少は諦めもつくというものだったかも？
もう最初っから「観るぞ！」気持ちで入り込んでいました。
今回何よりも印象に残ったのは「Dear One♪」のナンバーでした。
大方さんの透明感のある声と市村さんの表情が溶け合って、
このシーンは、とても素直に涙が出て来てしまって。
私にとっては、今回のモリーナは、
何だか『市村さん』化してしまっているかも？と思うところのある、
お茶目さが前に出て来て、悲しみの薄れたものだと感じたのですが、
総じて、母と一緒のシーンはその辛さ、悲しみが前面に出て来て、
痛々しくも辛かったです。
ゲイである、というのはどういう事なんでしょう？
そして、その母でありながら全てを受け入れるというのは、
どれほどの気持ちがなければできないことなのかと感じると、
何も考えずに感動してしまいます。
麻生さんも、やっぱり良かった！
私は、初日に観て以来だったので、
それ以降に大浦さん復活を望む声も随所で聞いて、
そうだったかなぁ？と疑問に思っていたのですが、
私にとってのマルタは、麻生さんの方がイメージです。
きっちり清楚に生きている、ブルジョア。
実際の彼女はもしかしたら大浦さんのように強いかもしれないけれど、
ヴァレンティンの夢（妄想とも言う(^^;)）の中での理想の彼女は、
多少お嬢さんっぽい所が残っているのではないでしょうか？
それに、宮川ヴァレンティンとの相性は、
文句なく彼女の方が良いと思います。
まぁでも今回、宮川さんが骨太になって、
初演での市村さんと麻美さんの影に隠れていた存在から完全に脱皮して、
キャラクターを確立していたので、
今回の彼となら、大浦さんでも大丈夫かもしれませんが。
結構いろいろと文句を言いながらも、何故もう一度観に行ったって、
宮川ヴァレンティンを観に行ったといっても、過言ではないくらいです。
「その次の日♪」に感動できるなんて思ってもみていませんでした。
楽日のこの日は、彼の過去が見えました。本当に。
「革命家」といった人種に共感する事なんて一生ないと思っていたけれど、
（私は、自分が一生ブルジョワで居続けると思っている人種です。多分。）
それでいいのか？！って、ビラを突き付けられた気がしました。
でも、マルタがあそこで先頭に立って参加しているあたりが、
一生を無駄にあの牢獄の中で過ごすことになるであろうヴァレンティンの
悲しく弱い、そして強いところだと思います。
ミュージカル版では、モリーナが彼の目の前で殺される分だけ、
この舞台後に、ヴァレンティンがどのように変われるか、
すごくそれに興味があります。
最後に、初日のレポの時に少し書いていたガブリエルですが、
やっぱり存在感が足りなかった気がします〜（；＿；）
でもそれよりも、今回、冷たさを非常に感じた事の方が問題。
森田浩貴さんのガブリエルを覚えているわけではないのですし、
キャラクターの作り方は個々の問題で、演出がそれを通した以上
ガブリエルのキャラクターが変わったことにも意味があるのでしょうが、
どういう人を愛するかという事は、モリーナの人格に関わってくるから、
もう少し考えて欲しかったなぁ・・と思ってしまいました。
どうせあまり目立っていなかったので、観る方の気持ちによっては、
全然気が付かない可能性もあると思いますが。＜現に初日の私がそうだった(^^;)
前回のレポの時に、麻実さんのトーンが落ちた、と書いたのですが、
正面から観て思ったのは、ライティングや劇場のせいもあるかと思いました。
「蜘蛛女のキス♪」のシーンなんて、確かもっと暗かった気がします。
横から見ながら気になっていたのですが、
麻実さんの体のラインが、くっきりと見えてしまって、
せっかくの蜘蛛の巣のライティングとずれてしまうんですね。
横から見ているせいだけかと思っていたのですが、
正面から観ると、更に後ろに付いた蝶の羽もはっきりと見えて、
結構な違和感を感じてしまいました。
あれって、何故、蝶の羽の形をしているのでしょう？前回もそうでした？
彼女はあくまでも蜘蛛女であって、
蜘蛛の巣にかかった蝶なんかを象徴してはいけないと思うのですが。
長い長い手足のようなもので舞台全体を覆っていたと思ったのは、
気のせいだったのでしょうか？
その方が、彼女の立場としては合うと感じました。
いろいろ文句を言ってしまった・・・(^^;)
どうして、文章を書くとなるとこうなるのでしょう？
とにかく今回はやはり、宮川さんのためにありました。
これだけ客が入るのなら、また再演してしまうかもしれないと思いつつ、
これ以上麻実さんが年を取ったり、
モリーナが市村さんの定番になってしまうのは嫌だなぁ、とか、
でも、また更にヴァレンティンが成長して変わってくれるなら、
それは是非とも観たい！とか、いろいろと考えてしまいました。
何にせよ、私がこの系統のテーマのものを気に入るのは珍しいから、
もっと見せて欲しいなぁ・・・なんて（笑）＜超、我がまま(^^;)
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○電子メールマガジン「好き＝幸せ？」1998/06/08号
発行者：かずき
私自身の、舞台感想を主にした日記帳です。
色んなところで漏れ聞いた情報のメモ書きにも使うので、
それを目的に読んで頂いても構わないのですが、
う〜ん、どれくらい役に立つものか・・・(苦笑）
飽くまでも「私にとって有益な、今のところ確実らしい」情報です。
一応、それらしいと判断される事を載せる場合には、
タイトルの★マークを２つにして分かりやすくしてみました。
舞台以外にも、ゲームやＪ事務所、コミックと話は飛ぶため、
全く面白くない回とかもあるかもしれません。
かずきの文章が好きだ！と言って下さる奇特な人だけどうぞ。。。
