１：村井国夫さんとのお話(^^)
２：「レ・ミゼラブル」６／１３ソワレ
・・のつもりだったのですが、
村井様との話が長くなり過ぎたので、これは明日書きます〜(^^;)
私、本当に、村井さんファンだったのかもしれないです(笑)
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１：村井国夫さまとのお話(^^)
＜話しかける前＞
この日、13日、ソワレを観る予定で帝劇に行ったのですが、
開演前に事情があって、やたら早くに着いてしまったので、
楽屋口横の「チェリー」という喫茶店で、友人とお茶してました。
これは悪口ではなく正直な感想としてですが、
そこの食事は、美味しくありません。
少なくとも、ピラフとサンドイッチとコーヒーは。
でもまぁ、アイスコーヒーは、甘いけど普通の味がしますし、
ソワレのキャストさんの入り待ちも兼ねて・・と思うと、
非常に便利ではある場所なので、居着いていました。
正確な時間なんて憶えていません。
いつからいらしたのかも、どんなふうに入ってこられたかも、
実は、はっきりと憶えていません。
でも気が付いたら、村井様が！いらしたんです〜(^^)
一番通路側のテーブル、気が付けば「指定席」の札が置いてあって、
そちらに、当然のように葉巻を吹かしながら、座られるところでした。
３時過ぎぐらいだったかもしれません。正確には分からないのですが。
飲んでいたのは、多分、ホットコーヒー。
私が前に飲んだ時は、煮詰まったような味がした事など思い出して、
それでいいのか？とかチラリと思ったりもしたのですが、
なにがどうであれ、とにかく、動揺してしまって。
＜取っ掛かり＞
私たちからはテーブル２つ、間に挟んだ遠くだったので、
わざわざ寄っていって話しかけるのも憚られ、
ちらちらと覗き見しながらこっそりしゃべっていたのですが、
そのうち、村井さんの隣のテーブルの方が、話しかけられて。
1人なのに、勇気あるな〜と思いながら耳ダンボしていたら、
どうやら札幌からいらした祐一郎さんファンの方らしく、
四季の話とかされているんです。「札幌には来ないんですか？」に、
「前行った時には一杯になって、良い所だと思ったけどね。」とか、
「四季とかは行ってるでしょう。」などと応えている村井様の姿に、
つい、本当につい（私ってこればっかり(笑)）
テーブル一つ、ずずいっと近寄って、話しかけてしまいまして。
最初に何の話をしたかも、憶えていません。
でも、妙に「よしっ、掴みはＯＫだっ！」と確信してしまったのです。
それからはもう、勢いが付いてしまって。
鹿賀さん初日のカーテンコールで、ジョン・ケアードの後に、
一緒にいらした銀髪の女性の方がいらしたのですが、
その方はどなたですか？とお聞きしたところ、
Moving Directorという方らしくって。
「カンパニーには、歌から入った人が多いから、動きとか派手だろう？
だから、それを自然な動きにするために来てもらったんだ。」との事。
誰の事だか一目で分かるような♪つまづけば〜、の所の、
麻世振りをやりながら、話して下さいました(^^;)
＜村井国夫、マリウス役者を語る＞
「彼女が居る間は落ち着いてたけれど、駄目だねえ、すぐ派手になって。」
なんて話をしていると、やっぱり気になるのは、
自分のファンしている役者さんへの村井様評価。
「禅さんは？」「一孝さんは？」と友人ともども聞いたところ、
「94年のレミは観た？」との事。
「2人とも観てないんです〜(;_;)」と泣いたら、
「あの時の石井は、初めてマリウスに出会った！という感じだった」と。
村井さんのそんな手放しの賛辞って、聞いた事ある人居ます？？
私は少なくとも初めてで、そんな事を言う可能性も考えた事なかったから、
本当に、半端じゃなくショックで。だって私、
今の２人を観るなら禅さんの方が原作に近いと思ってるんですもん。
うじうじと考えて、すぐ泣いて・・って、マリウスイメージじゃありません？
一孝さんのは、何か真っ直ぐし過ぎちゃっている気がしていて。
でも、彼の考えから行くと、今年の一孝さんマリウスは、
94年に比べると×だそうなので、その辺りが前は違ったのでしょうか？
何にせよ、私と友人の共通した見解として、
「村井さんは、禅さんの方がお気に入りだ！」というのがあったので、
結構、うっそぉ・・・という感じでした。
そして「あの子のファンなら、ちゃんと言わなきゃ駄目だぞ！」と、
禅さん宛てに伝言を言われてしまいました。
・・というか「村井さんからの伝言」と言っていいですか？と尋ねたら、
「俺はいつも言ってるんだよ」と断られたから、
伝言とは言わないかもしれませんが。
曰く「お前は泣き過ぎだ！自分が観客にどう見えるかをもっと考えろ！
自分の感情に溺れ過ぎるな！」との事。
「でも、・・名古屋より良くなりましたよね・・？」と恐る恐る聞くと、
「そう見えるか？」とかわされてしまいましたぁ〜（;_;）
一孝さんのマリウスに関しては、Vol12で書いていた懸念を口にしたら、
（マリウスに興味を失ったなんてことは・・・という話）
「飽きたとしたら傲慢だな。でも、どこでそう感じた？」と、
逆に切り替えされてしまいました。
何かどうも気が入っていないように見える・・的な事を話したのですが、
特に村井様はコメントされずに。
その雰囲気について、一孝さんファンの友人は後で、
「でも村井さんはそう思ってなかったみたいだよね？」との事。
私はむしろ逆に、そう深刻に感じているからこそコメントしなかったのかな、
と感じたので話題を他に転じたのですが、
何しろその話を一緒に聞いていたもう1人の方は、
その後いずこへともなく消えてしまわれたので、真相は闇の中です・・。
＜蜘蛛女のキス、いろいろ＞
慌てて転じた話題は、「蜘蛛女のキス」。
あまりにも無理な話題転換だったせいか、
「そう言えば『蜘蛛女のキス』観ました！」と言っても、
ストレートプレイの事だとは分かって下さらなかったようで(^^;)
そりゃそうでしょうけれど。
しかし、ストレートの話だと分かった瞬間に口にされた
「そりゃ、珍しいね。」は、何を意味する言葉なのでしょう？？
まさか、物好き、という意味ではないでしょうけれど・・？？
でも、自分が振った話題とはいえ、１回しか観ていない上に昔の話、
大して何が語れるほどの物はなかった事に気が付いたのも後の祭りで、
「あんまり良かったんで、原作も読んだんですよぉ〜」と
私が言うのにかぶさるように、
「あれ、読んだのか。難解だろ？」と驚いたように言われたのに、
「そうなんです〜」としか返せなかった自分のアホさが恨めしいです。
でも本当に、難しかった事ぐらいしか憶えていなくって。
役者さんが良かったという理由もあるでしょうけれど、
小説よりも舞台の方が、数段絞り込まれた良いものだったと思う、
とか言いたかったのですが、そこまで言うと追従かな？とか思ったら、
口に出せなくなってしまって。でも、本当にそうなんですよぉ〜。
せっかく、村井さん的にＯＫらしい、盛り上がれそうな話題だったのに、
どうしてこんな返事しかできないんだか。
やっぱり、村井様とお話しするには全然、レベルが足りなかったようです。
仕方ないので、ちょこちょこと、ミュージカル版の話などもして、
宮川さんは再演で良くなりましたよね〜と言ったら「そうか？」と一言。
そ、そう、評価していないのね・・(^^;)という感じだったので、
至急、話を市村さんに変えて、
「市村さんは今回、モリーナというより市村さんになってしまったので、
前の方が好きでした。」と言ったところ、
「それがあいつの悪い所だよ。一緒に演ってるShe Lovesでもそうだ。」と。
＜話の終わり＞
そこで私もShe Loves Meの話に振り替えればいいものを、
「本当に、絶対素晴らしい役者さんだとは思うのですが。」なんて、
市村さんを誉める方向に走ってしまったためか、
ふと時計を見た村井様、「じゃ、そろそろ。」と、
立ち上がって去られてしまわれましたぁ〜（;_;）
時は、開演前１時間半と、いくら村井様とはいえ、
楽屋入りにはまだ多少、早い時間。話し始めて、多分、20分前後。
その時には「こんなに長いこと村井さんと話しちゃったぁ〜(*^^*)」
と思ったのですが、よく考えれば逃げられたのかも・・・？
何しろでも、非常に楽しい「得しちゃったぁ〜(*^^*)」
と感じられた貴重な時間でした。
でもその時間の中でいちばん印象に残ったことと言えば、
「おぉ、禅のファンか。今、あの子は何してるんだ？」と聞かれて、
「上で舞台演ってます。でも私はソワレを観ます。」と答えたら、
「何でだ？」と聞かれたんで、
「そりゃ・・・、村井さんを観るためですよ(^^)」と答えた時の、
村井さんの「苦笑っ！」という感じの表情でした。
「あのな、そういう事を・・」と言いながら、笑みが漏れるんですよぉ〜。
村井さんに面と向かってそういう事言う人って、あまり居ないのでしょうか？
何か、すっごい素直な感じの照れが入っていて、
オヤジ様かわいいっ！とか、微妙に失礼な事を思ってしまいました(*^^*)
入り待ち出待ちとかお茶会とかと違って、
個、対、個で話していた時だから、でしょうか？
だったらやっぱり、すっごい得しちゃったなぁ〜なんて、
今更ながらに思っています。
う〜ん、惚れちゃうぜ。(笑)
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