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［★Happy:19］98/06/24号

さっそく、レミゼ以外の話ですね(笑)。
どこかから「そうね、レミゼはマチネだけだったもんね。
観に行けないから他の予定入れたんだっけ？(^^;)」なんて
意地悪な声も聞こえてきそうなので、先に言っておこう。
そうよ、何か文句ある？私の世界は今、
レミゼを中心に回ってるんだもん！！ふぅ〜んだ(笑)。

でも、明後日、火災報知器点検とやらで人が家に入ってきて、
しかも、大家と一緒にやって来る上に、
押し入れの中にまであるらしい探知器も（見たら、本当にあった(@_@)）、
チェックされてしまうらしいので、真面目に、
本当にすっごく真面目に掃除しなくちゃいけないようなのに、
私、こんな事していていいんでしょうかねぇ（^^;)
ま、明日もあるし。

明日、当日券で観に行くのをお誘いされていた、ケン・ヒル版のファントムは、
仕方がないのでお断りしてしまいました。
明日はさっさと家に帰って、お掃除するしかないだろうと思うので。
でも、面倒くさいなぁ、ホント。「いいじゃない、足の踏み場はあるんだからさ。」
なんて開き直れない自分が悲しい・・・。
あ、当たり前か（笑）。


１：オペラ座の怪人 ６／２４
      今回はこれだけです〜。

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１：「オペラ座の怪人」６／２４

※赤坂ミュージカル劇場（仮設劇場、生オーケストラ）
※18:00開場、18:30開演。
   １幕18:30〜19:40？（休憩20分）２幕20:00？〜21:00（？）
　ちゃんと表示を見てこなかったので「多分こんなもん」時間です。m(_ _)m
※６列17番（下手ブロックのセンター寄りの端）
※￥10,500−（シアターアドバイザー価格）
※ファントム：今井清隆、クリスティーヌ：井料瑠美、ラウル：柳瀬大輔
 カルロッタ：益満美江、メグ・ジリー：石倉康子、マダム・ジリー：西上菜穂子
 ムッシュー・アンドレ：林和男、ムッシューフィルマン：佐川守正
 ピアンジ：半場俊一郎、ムッシュー・ルフェーブル：川地啓友
 ムッシュー・レイエ：深見正博、ジョセフ・ブケー：安福毅
※アンサンブル
    向井善彦、才加志実、服部正、伊藤健吉、国友淑弘、大西啓二、鈴木涼太
    鍋谷明、有光風花、遠藤知子、池田さやか、栢沼美和、松田ひろ子、
    松岡理美、坂井悦子、高見卓代、高塚麻紀子、矢野香苗子、加納薫
※パンフレット￥2,000 −


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ファントムを観るのは、まだやっと２回目です。
昨年３月、名古屋ミュージカル劇場の柿落とし公演の時、
何故か名古屋くんだりまで出かけて観てきたのが最初です。
まだ別にミュージカルファンって訳じゃなかったし、
何故にまたそんな所まで、
そう良い感情を持っていたわけでもないオペラ座を観に行ったのか、
その辺りは非常に、自分の行動に疑問の残るところではあるのですが。

その時は、急に取った割に良い席で、
どセンターのシャンデリア斜め下、というところでした。
村ファントム、石丸ラウル、クリスティーヌは・・・忘れました（笑）。
つまり、その程度の関心だったわけですわな。
観終わっても、ふ〜ん、という感じだったから、
東京に帰って来るよ！と言われても「ま、１回取っておこうか」レベル。

それで今回、帝劇レミゼに通いまくった感覚で見に行ったら、
赤坂ミュージカル劇場の音響が悪い！！！
きっと「美女と野獣」に通いまくった人からしたら当然のことかもしれませんが、
低音が鳴る度に頭の上（スポットライトがある辺り）でチリチリ鳴る鈴の音は何？
軽くペコペコした床も、オケに反応して揺れるし(^^;)
せっかくの今井さんの声も、広がったまんま拡散していくし・・・（；＿；）

そう、今井ファントム、今更ですが、声がすっごく良かったです！
私は多分、彼のことは「Ｅｖｉｔａ」のペロン大佐でしか観たことがなくって、
「レ・ミゼラブル青版ＣＤ」でしか聞いたことがないのですが、
歌は上手だからファントム似合うかもなぁ・・なんて漠然と思っていました。
そうしたら、やっぱり、ＧＯＯＤ！
うん、その点については、まったく問題無し！でした。

が、しかし。演技がなぁ・・・・。
私、ペロン大佐って、今井さんでしか観たことなくって、
その印象から、真っ直ぐ立っているだけ人間だと思ってたんですけど、
もしかしたらそれ以外のこともする人なのかも？なんて、
今更、不安を感じてしまったくらい、
ファントムの感情が伝わってこなかったんですよぉ〜（；＿；）
他の人のペロンを観に、急に札幌行きたくなってきたくらい。
いえね、私はあんまりペロンに目が行ってないから記憶にないだけで、
たくさん演技されていたのかもしれないのですが。

もとい、あれが今井さんのファントム？あれが演技なんでしょうか？？
何かね、フツ〜の人、だったんですよ。
もう、すっごいドロドロした「君がすべて」「君以外に何者もあり得ない」という、
どうしようもない感情が見えてこなかったって言うか・・・。
も〜っと執着してもっと人非人になってくれないと、
ラウルや劇場側の人間たち感情移入できないし、
もっと苦しんでこれ以外に何も手段がなかったんだと感じられるくらいでないと、
ファントムに感情移入することもできないし、
パパの姿を重ねる強さもないから、クリスティーヌに入ることもできなくって。
どの視点で観たらいいのかすっごい悩みながら終わってしまったよ〜ん（；＿；）

そして、散々いろんな所で語られている、
♪俺を嫌えばこいつを殺すぞ〜のシーンで、
♪女の心〜と歌って口付けするクリスティーヌですが(^^;)
歌詞のせいだか演技のせいだか、私が歌詞を知らないせいか分かりませんが、
「分かったわ、そうよ、ラウルへの愛のためだったら、
私、あなたにキスするくらいできるのよっ！見てごらんなさい！！」
って感じに見えてしまったんですよ・・・(^^;)
直前に歌った♪絶望に生きた哀れなあなた〜なんてセリフ、
どこかにすっ飛んで行ってしまいました。

あ〜あ、何だったんだ、この物語は（笑）。
自分の立場を使って若い恋人同士に横恋慕したけど、
結局、振られてしまったオヤジの話になっちまったぜ。
ゴシックロマンの世界も、怪奇物の世界もどっかに行っちゃって。
歌声やセットが朗々と美しかったりするもんだから余計に変。
やっぱりね、このお話のファントムは人間じゃなくあって欲しいなぁ。
せっかくマダム・ジリーがファントムの過去を語ってくれるのに、
「それ、誰の話？」って思っちゃうようじゃあ、寂しいもの。
「ごく普通の人間であるファントム」も見え隠れする分には良いんだけど、
というか、全然見えなかったら文句言っちゃうけど、
こうなってしまうと・・・、ちょっと、寂しいの。

オペラ座の地上部分、現実世界の方は、結構好きでした。
特にムッシュー・アンドレとムッシュー・フィルマンの二人は、
結構、私のツボだったかも？
二人で掛け合いをやっているシーンとかは、さすが！
四季の方は余り存じ上げないのですが、この二人は古株なのかな？
息が合っていて楽しくって、声も良くて世界もできていて、
もう一度この二人で観てみたいです(*^^*)

この二人があんまり出来上がっているせいか、
そこにラウルが入ってくると、何か・・・変(^^;)。
いえ、いいんですけどね。クリスティーヌを通して、
地下の世界にもつま先ぐらいは突っ込んでいる人なわけですし。

でも多分、一番違和感を感じてしまった理由は、
彼が「宝塚」に見えてしまったことでしょう（笑）。
つまりは、綺麗でスマートすぎるという事だから、
彼には、これっぽっちも悪いことはありません。私が変なだけ。
そのうち、神崎さんみたいに見慣れるから、
正当な評価を下せるようになるまでちょっと待ってて下さいませ。m(_ _)m
でも、井料さんに対して柳瀬くんでは、ちょっと「若いつばめ」だったかも。
ジリー母娘は、前の方が良かった気がするな・・・。

まぁ、既に東京公演５回目だという、一緒に行った友人によれば、
今井ファントムを初日に観た時は「１年後を観たいな」だったけど、
今観ると、「半年後が観たいな」と思うから、
すごい速度で進歩しているよ！との事だったので、
今から取れるチケットでちょうどいいくらいかと思ってます。
もう一度来なくっちゃ！って思ったから、良かったのかもしれません。
えぇと、11月の予定は・・・、
・・・・・結構埋まってるなぁ・・・・(苦笑)


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