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［★Happy:30］98/08/06号

おっかしいなぁ？？
とにかく急いで書いたはずの30号が消えてしまいました(;_;）
レミゼの滝田さん楽の話。昨夜ようやく書き終わって、
今朝方、タスクに落としてたのを送信しようと思ったら、フリーズ・・（;_;）

いえ、確かにその前にSMAP関係のサイトをぐるぐる回ったりしてて、
そのためにブラウザ３つ開けてたから、そのせいなのかもしれませんが。
昨夜、保存した記憶が無かったからヤバいかも？とは思ってたのですが。
さすがに、今すぐもう一度書く元気はないので、
他のものを書いてしまいました。
久しぶりに、観てきたばっかりの新鮮ネタです。
ちょっと困ってしまった部分があったけれど、
メモしておきたい気持ちは存分にできた舞台だったので、急いで。
ろくな事は書けないと思うけれど、お許し下さいませ。

しかし何より遅寝遅起きがポリシーの私が、
何ゆえ、朝早くからＨＰなんぞ覗いていたかって、
行くはずの徳島SMAPコンサートが流れてしまいそうなんですもん！！
8/15、/16に、アスティ徳島での予定だったはずなんですけど、
当の8/15のアスティ徳島の予定は「阿波踊り雨天場」だそうなのです。

一昨日、ついでに遊びに行くはずだった徳島の人からの疑問で、
慌ててＨＰを覗いて見たら、ちょうどその情報でごった返していて。
プロモーターにtelしたら「明日発表します」の一点張り。
私がパニクったからって何が変わる訳もないと分かっていても、
友人連中と、航空券やホテルのキャンセルを考えて青くなっています。
日付を振り返られたって、そうそう簡単に休みも取れないし、
行けるものじゃないですもん・・・（;_;）


１：ＣaramelboxＴＶの話
２：「さよならノーチラス号」8/6

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１：ＣaramelboxＴＶ（パンフレットより）

     Ｃaramelが、シアターテレビに自分のレギュラー枠を持つそうです。
     最近、東京と関西以外の地方公演がなかなか出来なくなったから、
     という理由なせいか、10／10にオープンしたらすぐに、
     今回の「さよならノーチラス号」と次回作「ケンジ先生」を
     １５０分枠とってしっかり放送するそうです。
     しかも、作品の前後には、撮り下ろしトークタイムがあるそうで。
     最低でも年間24公演分のキャラメルが観られる！が売りだそうです。
     確かに、ビデオを買う事を考えたら安い値段ですね。
     今なら、開局記念パックもあってお安いみたいですし。
     シアターテレビ自体にも惹かれてはいるのですが、でもね・・・(^^;)

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２：「さよならノーチラス号」8/6

※サンシャイン劇場
※18:30開場、19:00開演。
    １幕もの19:00〜21:00。ただし、少し早めに前説が始まります。
※￥4,000-
※２階Ｃ列−１０番
※タケシ：西川浩幸、真弓：真柴あずき、勇也：上川隆也、サブリナ：坂口理恵
  芳樹：岡田達也、理沙：岡田さつき、博：大内厚雄、治男：近江谷太朗、
  佐知子：中村恵子、康太郎：南塚康弘、恵利子：岡内美喜子
  美香：小川江利子（浅岡陽子とのダブルキャスト）
※パンフレットは、配ってくれます。

＜ストーリー＞

駆け出し作家のタケシが、引越しの準備をしている。
手伝いにやってきた編集者の真弓が見つけたのは、
ブリキでできた潜水艦ノーチラス号。
興味を持った真弓が、多少強引に話をせびると、
タケシは「長くなりますよ」と前置きして話しはじめた・・・。

６年生の一学期、終業式の日。
家族は、父親の事業が失敗して夜逃げをしたが、
タケシだけは、学校から足がつくのを恐れて
一人だけ叔母の家で暮らしている。
この日は、久しぶりに家族とすごすため、
父の治男や母の佐知子、年の離れた兄である大学生の博の住んでいる
府中の自動車整備工場の２Ｆにやってきた日だった。
工場の社長は勇也。そこで飼われている老犬はサブリナ。
『海底２万里』を３月に読み終えてはまっているタケシは、
勇也をネモ艦長に例え、「艦長」と呼ぶようになる。

ある日、工場に、雄也とは不仲な兄、芳樹が
どうやら、ワケアリっぽい車を持ち込んでくる。
どう見ても事故車だが、急いで直して欲しいというのだ。
義姉の理沙の頼みともあって勇也は引き受けるが、釈然とはしない。
翌日、高校生の康太郎＆恵利子が、整備工場に忍び込んできた。
同級生の美香が交通事故に遭い、
そのひき逃げ車を探して町中の整備工場を調べているというのだ・・・。

＜感想＞

今回、キャラメルボックスは初見でした。
散々ハマっている友人は近くに居るし、新たにハマっていく友人も居たし、
デューダしても、たった６人のメンバー内にファンが居るしで、
友人の代わりにチケット取りしたりしてたくせに行こうとしなかった私も、
とうとう、言い方は悪いけれど「年貢の納め時」というか、
「ここで行かなきゃ一生行かないかもしれないから」というような、
はなはだ消極的な決心で、チケットを取って頂きました。
皆が徐々にハマっていく姿を見ていると、
これ以上、好きな物を増やしてしまいたくない意識のある自分としては、
まず、いの一番に逃げなければならない対象のはずだったので(^^;)

行く前に、上川さんファンの会社の先輩に少しだけ智恵を付けられました。
曰く「成井さんの作品は、子供でも分かるような単純なテーマを
最初っから最後まで打ち出してくれる。」と。
それは彼ののポリシーであり、分からないなんてことだけは、
絶対に無いと力説する彼女に、少しだけ安心しました。
だって何しろ、周りはキャラメルのプロ（笑）ばかり。
終わった途端に咳き込むように「どうだった？」と聞かれて
「何が何だか分かんなかった」と応えるのだけは嫌だな、と思ってたから。
せっかく連れていってくれたのに、がっかりさせてしまうでしょう？

でも、劇場に入った時から、少し、ヤバい雰囲気を感じてしまいました。
いやね、入り口入ってすぐのノリが、ちょっと「同人誌即売会」だったんです。
（分からない人多いと思います。すみませんm(_ _)m)
ちょっと明るめオタク入った、すごく自分に近しい雰囲気があって、
妙に安心してしまったものだから、まずいなぁ(笑)とか思って。
しかも、２階に行く途中の階段の要所要所に張り紙があるんです。
「２階はすごく遠いぞ！覚悟を決めてのぼれ」とか、
「まだまだここは、１階席後方です。」とか、
「後２００段！」「うそだよ〜ん」とか書いてあって。

サンシャインの２階席は初めてだったんですけど、
あそこは、ほんっとぉ〜に、遠いです。
この張り紙が無かったら
「ええかげんにせぇよ！」って疲れちゃっただろうくらい。
それを、楽しいと思いながら急いで上り切ってしまった時、
これはノセられてしまったかもしれない？！と思いましたね。
座って少しで始まった前説も、笑わせてくれるし(^^;)

で、肝心の、そのテーマなんですけど。
いや・・・、あの・・・、分かんなかったんすよ・・・(^^;)
何かね、先に「テーマが分かりやすい」と聞いてしまったもんだから、
あれかなこれかな？と
意識内で探しまくってしまっていたのかもしれないんですけど、
そこいらの舞台なら、一つ一つで10個もの舞台ができそうなテーマたちが、
ごくごく無造作に、てんこ盛りに、次から次へと現れてきて、
笑いと勢いとで包み込まれたそれらを
いちいち考える暇も無く流してしまっていたら、
はっ、と気付いたら、終わってしまっていたというか・・・。

「船長」とか「艦長」とか言われると、火浦功か、ゆうきまさみか？
（これまた、分からない人多いと思います。すみません″(_ _)m)
なんて方向にしか考えられない人間にとって、
『海底２万里』は、前に読んだ事があったはず・・レベルのもの。
でも、「分かりやすい」が信条の人が、
読んでなくっちゃ分からないなんて話を書くわけもなく。

でも、テーマがどうこうという事もなく考えれば、
少し気持ちのいい、あったかくて、少しノスタルジックな話でした。
みんな一生懸命、自分で頑張って生きているいい人たちで、
ちょっとすれ違っちゃったりすることがあるかもしれないけれど、
でも、ちゃんと会ってみればいい人なのかな、って。
「キャラメルのお芝居って楽しいよ！」と聞いて考えていたイメージとは、
だいぶ違う印象を受けるステージでしたが。

一番最初に言葉として感じたのは「西川さんって、かわいいね」でした。
チケットを取ってくれた人にそう言ったら「かわいくて切ないでしょ。」と。
確かにそうかもしれません。
そんな雰囲気が全編に溢れていて、楽しくて可愛いのに、
ちょっとだけ、切ない気分でした。

ロクな感想らしきものを書いていませんが、
細かい点を最後に少しずつ書いておくと、
坂口理恵さん演じるサブリナは、すっごい良かったです！
立って歩いていても、犬。
ちょっといたずらっぽくて、でも忠犬で、
誰が憑依したかと思うほどよく語る、犬らしくない犬。
いつも、「私には関係ありませんけどね。」
というスタンスを維持したままのくせに、妙に人情家の犬。
ある意味この芝居のかなめとも言う役が完全ＯＫで、すごく嬉しかったです。

反対に、今ひとつ、う〜んと思ってしまったのは、美香と恵利子。
美香の方は、まだ入団して半年の新人さんらしいのですが、
それにしても、数百人中唯１人の合格者にしては、
とても芝居に合っていない素っ頓狂なセリフを聴かせて頂きました。
それだけでも大概、変だと思い続けていたのですが、
某リピーター曰く「また、同じタイプの女優が出てきたわ。
キャラメルの新人女優って、いつも皆あの手の演技としゃべり方だから。
今度こそ、アンケートに文句書いたよ。」と。
そこまえは初見の人間には分からないから、
もしもそうであったと、ナンパなんかには引っかからないはず。

彼女は同時に「でも、段々と個性が出てくるから。」とも。
ただ個性が出てくるのを待つためだけに出ている訳はないでしょうが・・。
でも、出演していた他の女性陣は、すごく個性的な方ばかりで、
特に、真弓を演じた方のキャラクターは、
もっとたくさん出る舞台で確認してみたいものだと思わされました(^^)
・・とか何とかいいつつ、
結局「また観てみたいね」になっちゃうんですよね(笑)
こいつは浮気虫だから、本当に。


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