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［★★Happy:45］98/11/09号

ええと、今度は何日ぶりだ？(^^;)
何しろ今月初であることだけは間違いないので、ちょっと焦ってます。
「月に６〜８通」で登録しておきながら、先月は５通でしたし。
最初は毎日送っていたのなんて、嘘みたいなローペースです。m(_ _)m
時々、宣伝して下さる方がいらっしゃるお陰か、
先日チェックしてみたら、読者さまが200人を超えてしまったのに、
（読んで下さってる方々、本当に有り難うございます〜m(_ _)m）
こんないいかげんな事をしていてはいけないと思うんですけどね・・。
すみません、これから少し時間があるはずなので、頑張ります。

話は飛ぶのですが、私の文章、辛口ですか？
最近、互いに全然関係ない、３人の方から続けてそう言われて、
ちょっと驚いてしまっているのですが。
確かに私、好き放題書いているという自覚はあるのですが、
「これ絶対にもう二度と観ない！クソ芝居！！」
という物には有難いことに、最近、当たった記憶がないですし、
生来、我が侭なので「これ書きたいの！」と思わなければ書かないし、
せいぜいが、愛ゆえの悪口だと思っているのですけどねぇ(^^;)。

読み返してみたら、確かに、ファンの方が読まれたら、
不快かもなぁ・・・、なんて、ちょっと思うところも有りました。
でも、一応ちゃんと文句があったら理由も書いているつもりですし、
悪口ではないつもりで・・、それってやっぱり、辛口って事か(笑)。

とりあえず「好き」「嫌い」に関して「てめぇなんか嫌いだ！」は、
お願いだから止めて下さいね〜。m(_ _)m
「これ(この人)は、ここがこんなに良いんだよ！」という反論は、
いつでも、とってもお待ちしてます♪
好きな作品や役者さんが増えるのは喜びですもん♪



１：最近の郵便物
２：『迷宮伝説〜雨月の愛』 10/31初日、11/1
        
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１：最近の郵便物（全然、最近じゃないものもありますが(^^;)）

○「ボーダーレス」'98 Year End Show！
    −−−歌と踊りの最高に楽しいパフォーマンス
          ある時は男　ある時は女　そこにないのは境界線
      出演：高谷あゆみ、福麻むつ美、小山みゆき、小野妃香里
      日時：98/12/29(TUE)    7:00開演
 　　          12/30(WED)    2:00開演、5:00開演
      会場：T.Y.HARBOR THEATER（天王州アイル） 03-5479-1721
      料金：前売り￥4,500−、当日￥5,000−（全席自由）
      申し込み：　03-3842-4955　（高野）

○「Show Up！Sha Up！」
        謝珠栄さん主宰の、TSミュージカルファウンデーション発表会。
      演出・監修：謝珠栄
      出演：生徒さんたち
      振付：中村さち恵、平沢智、野口真佐代、青井智佳子、西祐子、
            松下美樹、エイジ
       日時：98/11/20(Fri)        18:30開演
                  /21(Sat)        14:00、18:30開演
                  /22(Sun)/23(祝) 13:00、17:00開演
       会場：品川六行会ホール（京浜急行新馬場駅北口、歩２min）
       料金：￥3,675−
       申し込み：03(3409)0445

○シャンテ サロンコンサート「夢のように〜ハートフルタイム〜」
          有希九美さん中心の、ミュージカルソングのコンサートだそうです。
       出演：有希九美、泉拓允、鳥居ひとみ、松岡美希、小林仁
       日時：98/1/15(祝)   14:30〜、16:30〜
       会場：日比谷シャンテ地下２Ｆシャンテプラザ
       料金：１部、２部とも各￥3,000-、通し券￥5,000- (全席自由)
       申し込み：03(3591)9001  シャンテ・サービスカウンター

○「拓允くんと育くんのＬＩＶＥでＳＨＯＷ」
       出演：泉拓允、山崎育三郎（←12歳(＠＠;)、ボーイソプラノだそうです）
       日時：99/1/17(Sun)   14:00開演
       会場：都ホテル東京・飛鳥の間
       料金：￥5,000-（ケーキセット付き）
       申し込み：03(3777)0234  (株)ヴォーカル

○「南太平洋」
       出演：滝田栄、一路真輝、松村雄基、みほこ、前田美波里、
            斎藤晴彦、綿引勝彦、伊藤俊人  ほか
       日時：99/3/5(Fri)〜4/18(Sun)
       会場：青山劇場
       料金：Ｓ席￥12,000-、Ａ席￥7,000-、Ｂ席￥4,000-
       発売：11/22〜
       申し込み：03(3201)7777  東宝テレザーブ
           泉拓允さんも出演されると、連絡がありました(^^)
          
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２：『迷宮伝説〜雨月の愛』 10/31初日、11/1


※近鉄劇場
※13:30開場、14:00開演（10/31マチネ）
   １幕：14:00〜15:35（20分休憩）２幕：15:55〜17:20←多分、です。
  16:30開場、17:00開演（11/1ソワレ）
   １幕：17:00〜18:35（20分休憩）２幕：18:55〜不明(^^;)
※Ａ席￥7,350-（10/31）、Ｓ席￥10,500-(11/1)
※ＺＣ列−23番（後ろから２列目、センターブロック上手寄り）
  Ｆ列−26番（５列目、上手ブロック左から２席目）
※正太郎：坂本昌行(Ｖ６)、真名子：杜けあき、まろや：藤田朋子、
  平吉：原知宏(ジャニーズJr.)磯良：森川由加里、宮木＆しのぶ：久野綾希子
※酒人：石鍋多加史、一馬：阿部裕、赤穴：三谷六九、青龍：高橋広司、
  朱雀：今井敦、天空：西村仁、白虎：黒谷充、玄武：戸井勝海、
※お袖：大輝ゆう、富子：五代百絵、
  坐女＆蛇の精：本州里衣、蛇の精：高杉みどり
  雨の精：中村明代、大徳隆子、星野史子、村人：森未向、宗像志奈子
※子供：高山圭輔、水島卓耶、吉川幸希
※脚本＆作詞：横山由和
※パンフレット￥2,000-（確かそうだったはず・・・(^^;)）

＜ストーリー＞

紀州の村に、宮木と正太郎の母子が貧しくも幸せに暮らしていた。
が、打ち続く戦乱の中、突如、宮木が殺されてしまう。
それとも知らず母を捜す正太郎の前に宮木の霊が現れ、
自分は実の母ではないから、京の鞍馬の菩薩時を訪ねろと言って、
訪ねる先の尼僧に見せるべき刀の柄を渡して、去って行った。
その刀は、刃が揃うと魔剣ともなる物らしいが・・・。

旅の途中で、平吉という若者が一緒になる。
彼は実は盗賊団の一員で、隙を見て刀を盗むように言われていた。
那智の滝近くで迷った夜、真名子とまろやが現れる。
夢のような歓待を受け、真名子に心惹かれる正太郎だったが、
目覚めると屋敷は消え失せた上、平吉にはその記憶がなかった。

真名子とまろやは、実は、蛇の化身だった。
かつては人間と共に生きていたはずなのに、
いつからか人間は、自分たちを魔のものとして迫害し始めた。
その恨みから、人間を取り殺してきたのだ。
しかし、何故か正太郎に惹かれてしまった真名子は彼を殺せず、
まろやに激しく責められていた。

正太郎と平吉は、都に近い大川で、
磯良という女性が入水しようとしているところに出くわす。
夫が突然居なくなったために探し歩いて疲れ果てた末と聞いて、
都まで一緒に旅することにする。

大和の国、長谷寺で、正太郎は師である陰陽師の酒人に会う。
酒人は、一馬という男から、連れのお袖を診て欲しいと頼まれていた。
そこで正太郎は、お袖に取り付いた生霊が磯良だと気付くが、
彼女と平吉の姿はかき消えていた。

平吉は、赤穴たち盗賊一味に、
なぜ早く正太郎を殺らないのかと、責められていた。
刃が見付かるまでは・・と言い訳しながらも平吉は、
正太郎に真実惹かれ始めている自分を感じていた。

２人を捜す正太郎の前に真名子が現れ、恋心を語る。
正太郎もそれに応えていた時、酒人が現れ、
真名子は蛇の化身で正太郎に仇なすものだと、彼女を追い払う。
ショックを受ける正太郎だが、酒人の話にはどうしても納得できない。
「生霊となった磯良は、もう救えない」
「蛇の化身は、封じて殺さねば危険だ」
それらは本当にどうしようもない事なのか？
悩みながらも正太郎は、とにかくも菩薩時に向かうのだった。

＜感想＞

何だか、ある意味、すごい舞台でした(^^;)
これだけの人を揃えておきながら、どうしてこんな脚本なんだ・・って、
本当に恨めしく思ってしまうぐらいです。
ストーリーですが、これでまだ全然終わってません。
何しろ、９つある雨月物語の知ってそうな部分だけをくっつけて、
おどろおどろっぽく仕上げてみたんだけれど、１人１人に
比重をかけすぎたもんだから煩雑な話になってしまったって感じで。
この後は、誰でも想像が付くような単純な結末に向けて、
何もかも伏線を無視して派手に立ち回るだけ立ち回って終わります(^^;)

いえ、元々、ジャニーズミュージカルだと思って行ったので、
ストーリーには何の期待もしていなかったのですが、
それでもどうしても気になったのが、脚本のあまりのマズさでした。
日本語が乱れまくった現代を舞台にしているならともかく、
仮にも『雨月物語』という副題を付けておきながら日本語めちゃくちゃ。
「易々と死ぬなよ。」なんて、どうして平気で書けるかなぁ？
自分は蛇の化身だから側には居られないと言っている相手に向かって、
「お前は人間とは思えないほどだ！」・・って、説得力ないって(^^;;;)
その後に肯定型の形容詞が付けばＯＫなんですけどねぇ・・・。
初日＆その翌日だったから、台本忘れてかっ飛ばした部分があったんだって、
ただただそう思いたいところです・・・・(胃)

役者さんたちは、この脚本で非常に良く演って下さったと思います。
森川由加里だけは、歌い方があまりにも着物の世界に合わなくって、
ＲＥＮＴを思い出してしまって困りましたが、他の方々はさすがでした。
特に、杜けあきは着物着慣れているわ色香はあるわで、
すごく雰囲気がありました(=^^=)
Fiddler〜では、あまりに役が合ってなくて悲しかったので、
今回のこの姿を偶然とはいえ見られて、とてもよかったです。
彼女の隣に居た藤田朋子は、１人になると良いのですが、
杜けあきと一緒の時は、すっかり食われてしまっていましたもん。
久野さんは、あの透明感のある美しさで似合っていて幸せでしたし♪

ジャニーズ君たちも、思ったよりも数段良かったです(^^)
原の方はそうでもないけれど、坂本くんは、ＧＯＯＤ！！
今までＴＶで見ていて、綺麗な顔だと思った事はなかったのですが、
動きが一つ一つ決まるせいもあってか、非常にカッコ良かったですし。
歌も演技も、目を惹くほど素晴らしいものがあるわけではないのですが、
逆に言えば、これだけのメンバーの中で悪目立ちしないのが驚きで。
舞台慣れもあるでしょうが、主役陣に負けないだけの華と存在感があって、
これはもしかしたら、ちゃんと育てば良い役者になるかも？と、
期待してしまうものがあって、嬉しい驚きでした。

そして肝心の(彼を観に遠征したので(^^;))戸井さんは、
『シュガー』よりも絶対に良かった！と断言できます。
戸井勝海ファンは、この舞台を外しちゃいかんでしょう。
田楽師の一座に身をやつした盗賊団の一員なんですが、
太鼓抱えて踊っている姿の、楽しそうなこと楽しそうなこと(笑)。
多分、太鼓係になったのは踊りがいまいち、いまに、な事を
隠すためなのではないかと邪推してしまうのは仕方ないとしても、
あのピ〜ヒャラドッコイさは、必見です！

今回は一応、名前がある役なのですが、
私が聞き逃したのでなければ、一度も呼ばれません(笑)。
パンフレットを購入しない限り、永遠にわからない彼の名前(^^;)
なのですが、それでも、全編通して一役だけというのは強みで、
キャラクターらしきものも仄見えます(*^^*)

どうやら盗賊団の中では、下から数えて平吉の次のようで、
ろくすっぽ誰にも相手にしてもらえないのですが、
顔は良いので(笑)、京に入った時なんて、女にモテるの何のって(^^;)
両手に花状態でウハウハしてて、センターで赤穴が言っている事なんて、
聞いちゃいないだろ、お前(^^;)って姿が見えたりします。
多分、下っ端同士という事もあって、平吉と一番仲がいいのかな？
「てめぇ、何やってんだよ！」と平吉がこずかれまくるシーンでも、
逃げようとする平吉を、彼だけは刀を抜かずに抑えようとしたりして、
観ていてなかなか面白かったです。
こういうのって多分、戸井さん本人に言わせると
「あざとい演技」という事になるのでしょうが(笑)

まぁ、セットもちゃちいし脚本は話になってないし、
どうしようもないとも言える代物を、
一応、ちゃんと観られる状態に演じて下さったキャストさんたちに、
感謝の意を表したいと思います。

初日に観て、通路をキャストたちが通ると分かったのに、
連れに正直にそれを話してしまったばっかりに、
翌日の通路横席を賭けた大ジャンケンとなり、
結果、負けてしまったのがとにかく悔しかった、かずきでした。

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