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［★Happy:51］98/12/20号


今日は、名古屋ＲＥＮＴ楽帰りの、かずきです。
でも何だか、終わったのか終わってないのか実感がありません。
ちょっとぼうっとしてしまっている感じかなぁ？
いや、ぼうっとしてるけど、何だか幸せ、かな？

本当は、私のＲＥＮＴは東京楽で終わっていたはずで、
でも、その時点ではＲＥＮＴは終わっていなくって、
だから、彼らには会いたければいつでも会えるんだな、
みたいな感覚がどこかにあったみたいなんですね。
実際は、その時点では、チケットも無くて無理だったんですけど、
狂奔している人たちを横目で観ながら、不思議な気分で、
何となく、人のチケット取りの手伝いをしたりしていました。
そのせいか「もう、あのコリンズに会えないのよぉ〜(;_;)」とか
言っている人たちの言葉が、何だか遠く聞こえたりしてたんです。

その上、ちょうど昨日、考えてしまう事を聞いたばかりだっただけに、
いつもは感情移入するはずのマークを見ているのが辛かった。
観ている最中も、私がどこに居るのか分からなくなったりしてた。
マークに入り込むというより、私というキャラクターが舞台上に居て、
彼らのやることを見ながら、自分の悩みに照らして考えたりしていて。
全部知っていることだと感じながら、新しいことでもあって。
もしかしたら私は、別のマークの視点だったのかもしれないです。
だから「今日違った所」とか、細かい事はあまり覚えていない。
ふと我に返って、まじまじと観たりしたところはありますけど(^^;)
でも、すごく行きたがっていた人たちに申し訳ないくらいです。

とにかく覚えているのは、Contactの後半で、
真っ白に照らされて歌い上げているエンジェルの姿。
いつもはこの後のコリンズで泣けていたのですが、今日はもう、
エンジェルの絶唱という感じの歌に、ただただ泣かされていました。
どんなに、自分たちにとってエンジェルが大切な存在なのか、
どうしてそれなのに、彼女の言うことを本当に分かれないのか、
そんな事が切なくなってしまっていました。

友人たちが言うには、特に今日のエンジェルは良かったそうなので、
泣いたのは、私個人の感覚だけに頼ったものではなかったようですが、
こんな諸事情により、まともなレポ不可能なため、
長い長〜い前書きにさせて頂いてしまいました。m(_ _)m

最後に少しだけ、レポらしいことを。
１幕２幕とも、上演時間の表示が５分ずつ延びてました♪
キャストは、ダブルの役柄だけ書くと、ロジャー：宇都宮隆、
スティーブ：小西教之、Mrs.ジェファーソン：Tina、
Mrs.コーエン：山崎ちか、ポール：渡辺健でした。




１：『ライオンキング』12/16プレビューキャスト表
２：『ＣＡＴＳ』 12/12

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１：『ライオンキング』12/16 プレビューキャスト表

※ラフィキ：丹靖子、ムファサ：早川正、ザズ：明戸信吾、スカー：下村尊則、
  ヤングシンバ：伊藤綾祐、ヤングナラ：冨田麻帆、シェンジ：家本朋子、
  バンザイ：大塚俊、エド：長谷川輝、ティモン：中嶋徹、ナラ：濱田めぐみ、
  プンバァ：小林アトム、シンバ：坂本健児、サラビ：森以鶴美
※遠藤敏彦、沢村明仁、阿久津陽一郎、藤原麻由、松浦勇治、太田泰信、
  大谷健、才加志実、安福毅、平田郁夫、伊藤健吉、杉本崇、横沢健司、
  雲田隆弘
※磯津ひろみ、千綿一美、三瀬七海、坂井恵、春原一恵、山田園、小松陽子、
  鈴木由佳乃、原田真理、関口美知子、鈴木結加里、山田明美

今日開演してしまったのに今更ですが、プレビューのキャスト表です(^^;)
パンフレットは￥1,200-。グッズは多すぎてチェックしそびれました。
プレビューだからといって、必ずしも、
パンフレットで最初に書いてある名前の人ばかりが、
出演するわけでもないんですね。少しだけ意外でした。
時間的には、大体、３時間弱という感じのようです。

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２：『ＣＡＴＳ』 12/12

※福岡シティ劇場
※17:00開場、17:30開演
    １幕：17:30〜18:30（20分休憩）２幕：18:50〜20:00
※Ａ席￥9,450-（ケチった訳じゃなくて、Ｓ席がが取れなかったのです(;_;)）
※２階Ｅ列２２番（センターブロック上手から２席め）
※グリザベラ：金井小夜子、ジェリーロラム／グリドルボーン：坂本泰子、
  ジェニエニドッツ：石井陽子、ランペルティーザー：相川忍、
  ディミータ：林下友美、ボンバルリーナ：高橋智子、シラバブ：森岡純子、
  タントミール：滝沢由佳、ジェミマ：鴨志田亜紀、ヴィクトリア：高倉恵美、
  カッサンドラ：富田裕子、オールドデュトロノミー：石井健三、
  バストファージョーンズ／アスパラガス／グロールタイガー：村俊英、
  マンカストラップ：福井晶一、ラム・タム・タガー：八巻大、
  ミストフェリーズ：小暮清貴、マンゴジェリー：吉田潔、
  スキンブルシャンクス：キム　スンラ、コリコパット：谷本充弘、
  ランパスキャット：辻仁、カーパケッティ：三宅克典、
  ギルバート：千葉浩一、マキャヴィティ：青山祐司、
  タンブルブルータス：中尾弘孝


＜感想＞

終わった印象としては、「とても楽しかった！(^^)」です。
実際にどうなのかは、四季に詳しくない私には分かりませんが、
何だか、全体的に若返った感じの舞台でしたし、よく動く、
しかもすごく猫らしい動きのキャストだったと思います。
でも、確実に知っている方は、村さんと金井さんだけで、
名前を知っている方も後数人だけの上、２Ｆ席から観ているし、
猫たちの毛並みが変わっているので、区別がつきにくい・・・(;_;)
まぁその分、何度も観ている割には、個体を観る事なく、
すごく新鮮な気分での観劇となりました。

その村さんがバストファージョーンズの姿で現れたのを観た時は、
思わず、爆笑してしまいそうになりました(^^;)。こんなに似合う役、
今まで見た事ないってくらい似合ってるんですもん(^^;)
ファントムとか観ていると、あまりに普通の「おじさん」で
どうしても好きになれない役者だという印象だったのが、
ここでは、まさに世俗の成功者！ってイメージがはまり役で。
ガスも結構良かったですが、この、ぷくぷくころころした猫が、
あまりにも良くって、始まりから楽しくなってしまいました。

文句はあるんです。多分、劇場の形のせいが大きいのでしょうが、
いちばんの文句は、音は聞こえるのに、広がりが全くないこと。
最初、歌が弱い方たちなのかな？なんて失礼な事を思ったし。
確かに、シラバブの歌が、弱いだけでなく安定感が足りなくて、
せっかくのメモリーも、う〜ん・・・という印象があったのは、
彼女自身の問題だと思うのですが、金井さんの声まで
今ひとつと感じるとあっては、多分、劇場のせいですよね？

確か、この劇場も浅利慶太さんの設計だったと思いますが、
舞台との親近感を持たせるコンパクトな劇場作りのため、
音響的なことは追求しないのが、彼の設計方針だと
確かどこかで、読んだ事があります。
つまりはこれは、成功例の一つなのでしょうか？

四季劇場ほどではないにせよ、２階席からだと舞台の手前側が観にくいのも、
多分、コンパクトさを追求した「恩恵」なんですよね？
Ａ席最前列の私の席は、辛うじて伸び上がる必要はなかったのですが、
それより後ろの人にとっては、舞台の手前側に座る役者さんの姿は、
２Ｆ席前方の席の影で、全く見えなかっただろうと思われます。
オールドデュトロノミーが帰って来られるシーンなんかは、
猫たちが喜んで見ている先に、居るはずなんだよねぇ・・・？
と、推測するのみの時間が延々と続いたので、結構寂しかったです。

そんな中で何が嬉しかったって、２Ｆにも猫たちが来てくれること！！
話には聞いていたのですが、オープニングで現れた時、驚きました。
どうやって舞台に降りるのかなぁ？と思っていたら、
２Ｆ席から舞台にかけて、道が壁際にうねうねと続いているんです。
あんまりはっきりと見られなかったのですが、コードとかなのかな？

開演前にも、ご当地ゴミを探してキョロキョロしていたのですが、
うまくゴミたちの中に紛れ込ませてあったのか、
特に壁にそんなものがあるとは気づいていなかったので、
真っ暗な中を、猫たちの目だけがそこを走り降りていくのを、
めっちゃ感動しながら観てしまいました。嬉しかったですね♪
でも、その分、明るくなってからギョッとして。
壁際に付けられたゴミに沿ってなので、うねうねと曲がりながらの道は、
本当に、すごく細いんです。私なら怖くて、明るくても走れないくらい。
実際、オールドデュトロノミーにサインをもらいに行くときに、
そこを通ろうとした子供が、危ないからと怒られていましたし。(^^;)
ちなみに、北九州出身者が気づいてくれた、ご当地ゴミは、
「二○加（にわか）」という祭りで使う垂れ目のお面みたいな物でした。
思わずお土産は、それのお煎餅にしてしまいました(^^)

博多ＣＡＴＳを観に行くに当たって、チェックだったのは、
劇場の形と、わたし的にはやはり、黒ラムタム！！
タントミールが毛無し猫になっていたのもショックではありましたが、
彼女に関してはむしろ、体の動きのきれいさに見とれてしまって。
でも黒ラムタムは、イメージの違いにしばらく呆然としてしまいました。
何か、若くてやたらと頑張っていて、イメージはロック兄ちゃん。(笑)
ちょっとその辺の小さなライブハウスでファンが付いちゃった感じかな？
白ラムタムに対する「キャァ〜ッ(*^^*)」感はないものの、
なかなか可愛いじゃん？という感じもあって、好感度はありました。
自分のテーマ曲の時ぐらい、もっと思い切り自己主張して欲しかったけど、
あれぐらいの方が、まだチャチい感じが出て、良いのかな？

毎回ＣＡＴＳを観ると心惹かれるのは、ラムタムかミストなのですが、
そんなわけで、今回の心は、他の猫に奪われてしまいました。
その名も、なんと、マキャヴィティ(*^^*)
２Ｆのセンターブロックに挨拶に来てくれるのは、彼なんですよぉ〜♪
オープニングで来た時に、にゅお〜っと突き出されたお顔が良くって、
一生懸命毛並みを覚えて、下りていった先の舞台でもチェックしてました。
そうしたら、背が高いと動きが似るものなのか、ＪＣＳの某お人のように、
踊りになると、若干、人より少しずつ遅れている気がするんです。
だからどうしても目立って、観ないようにしても気になってしまって。
仕方ないから幕間に、ダッシュで１Ｆに駆け下りて、
毛並みを絵で確認したのですが、あの絵、分かりにくくて、
どうも、覚えているものと合うような猫が居ない・・・？？

どうしてかなぁ？と悲しんでいたら、突然現れた、マキャヴィティの身長！
一瞬、彼だ！って思って、びっくりしました。
だって、それまでの印象は「ぬぼぉ〜・・・」だったんですもん（笑）
およそマキャヴィティとは結びつかない形容詞の、トロくさい猫。
服の色合いや、周りの猫の対応の違いも大きいのでしょうが、
ちゃんと威圧感が見えたのに、本気で驚いてました、私。(^^;)

まぁ、散々言われていたほどすごい猫に見えたかと言われると、
その辺りには疑問が残るのですが、意外性の勝利でしょうか。
今思い返すと、そんなにすごくはなかったかな？とも思いますから。
でもその瞬間は、ひどく驚いたのは本当なんですよ〜。
そのシーンの後は、またしても総身に知恵が回りかねた感じの猫(笑)に
戻ってしまうのですが、知っているだけに、ちょっと不安もありました。
こんな所にマキャヴィティが居るんだよ、知ってる？皆？って。
今まではそんな印象になってことって無かったので、面白かったです。

でも、カーテンコールでまた挨拶に来てくれたところを近くで見ると、
確かにちゃんとかっこいい猫なので、もしかすると、近くで見ている人は、
そんなに言うほど、ぬぼぉ〜・・な猫に見えてないのかもしれません。
だったら、ここまで驚いてみたりしないのかな？
・・・でも、パンフレット見た感じでは、人間の時より猫の方が、
私としては好みかもしれないなんて思ったりしてました（^^;


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