＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ［★★Happy:53］99/1/07号 あけましておめでとうございます〜（^^） 皆さま、どんなお正月を過ごされたでしょうか？ 私は、正月早々、久しぶりの大風邪を引きました（^^; そのまんま引きずって仕事始めたものだから、辛いの何のって。 何で、こんなに不景気なんだか分かりませんが、 元旦に引いた「凶」のおみくじ（;_;）にもあったように、 そろそろ少し落ち着いて暮らせ、という事なのかもしれませんね。 去年も、最後の方は全然、書く方が間に合わなかったし・・・。 少しは観劇ペースを落とさねば・・・と思っています。 と言ったら、「言うだけなら簡単よね。」と友人に言われました。 確かに、今日は７日だというのに、今年の観劇数、既に３本(笑)。 そのうち、今年になってから買ったもの、２本。 元旦にあるはずの１年の計ってのは、少しは気にしたので、 １日だけは大人しく寝てたのですが、意味なかったみたいですね。 お陰で、風邪は悪化の一途をたどっている気がします(^^;１：チラシから・・・ ２：『The Show ＹＯＵＲＳ ２』12/23、/26、1/2、/3 −・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−−・−・ １：チラシから・・・ ○シャンテ サロンコンサート「男と女の華麗(ゴージャス)な夜」 出演：江川真理子、森田浩貴、井上めぐみ 日時：99/2/19(金) 18:10〜、19:40〜 会場：日比谷シャンテ地下２Ｆシャンテプラザ 料金：１部、２部とも各￥3,000-(全席自由、セットメニュー付き) 問合せ：シャンテ・サービスカウンター 03(3591)9001 ○Acting Live Performance 『ＬＯＶＥＲＳ ＦＩＬＥ』〜すべての出逢いはここから始まる〜 出演：あいだみほ、千田公哉、小関明久、 砂岡知江、西部桂子、岡本和子、樋口まり子 日時：99/1/30(土)18:00〜、1/31(日)13:00〜、15:00〜 会場：ビプランシアター 03(3350)7922(丸の内線新宿御苑前徒歩１分) 料金：前売り￥4,000−、当日￥4,500− 問合せ：ほるす製作部 03(5442)4917、090(4849)0146 上記２件は、大分前にチラシを頂いたので、残があるかどうかは不明です(^^; でも、当日券もあるという話ですし、問い合わせてみて下さいませ。m(_ _)m ○祝祭ロックミュージカル『ミッドサマーナイトドリーム』 ・・・シェイクスピア作『真夏の夜の夢』より・・・ 出演：パック：駒田はじめ、ライサンダー：平沢智、ボトム：田中耕二、 ディミトリアス：石母田史朗、オベロン：大塚雅夫、 タイタニア：荒井美乃里、ハーミア：園山晴子、ヘレナ：山本順子 福永吉洋、田中耕二、野口真佐代、小嶋亜衣、宮菜穂子、 法月志都子、板野倫子 日程：99/5/28(金)〜6/2(水) 会場：東京芸術劇場小ホール１ 料金：当日￥6,300-、前売り￥6,000-、学生￥5,000- 前売り開始：99/2/7（土） 問合せ：劇団プロジェクトＯＩＥ（オイエ） 044(951)1158、090(2239)1012 パックが駒田さんなんです〜(*^^*) もう、それだけでも観る価値ありますの。多分、だけどね(＾o−) ○『リトル・ナイト・ミュージック』 出演：麻実れい、細川俊之、寺泉憲、安寿ミラ 松下恵、東恵美子、池田有希子、三谷六九、岡田真善、高塚恵理子 長裕二、久保和範、吉岡小鼓音、鹿内真理、平澤由美 問合せ：ホリプロチケット予約センター 03(3490)4949 ＜東京＞ 日程：99/6/10(木)〜6/27(日) 会場：青山劇場 料金：Ｓ席￥12,000-、Ａ席￥8,500-、Ｂ席￥4,000- 前売り開始：99/3/13（土） ＜大阪＞ 日程：99/7/5(月)〜7/18（日） 会場：近鉄劇場 料金：Ｓ席￥12,000-、Ａ席￥8,000- 前売り開始：99/4/3（土） 『カンパニー』に続いて、ソンドハイム作品ですね♪ こちらは、20年ぶりの再演だそうですが、最高傑作！とか、 「ミュージカルの中のミュージカル」とか書かれていて、驚きです。 でも何より驚きは、前回は劇団四季公演だったということ(＠o＠) 四季も、権利を手放すことがあるんだってことが。。。 偏見の固まりかなぁ、私って(＾＾;) −・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−−・−・ ２：『The Show ＹＯＵＲＳ ２』12/23、/26、1/2、/3 ※青山劇場（12/23、/26）、神戸オリエンタル劇場（1/2、/3） ※開演：16:00(12/23、/26)、14:00(1/2）、12:30(1/3) １幕：55分（20分休憩）２幕：60分 ※Ｓ席￥8,000-（青山劇場） Ｓ席￥7,500-（新神戸オリエンタル劇場） ※安寿ミラ、今津朋子、春川さやか、福島桂子、吉岡小鼓音 真矢武士、吉野圭吾、駒田はじめ、堀内充、宮内良 ※パンフレット￥1,800− ＜ストーリー＞ Ｓｈｏｗなので、ストーリーは大してないですし、 主役の安寿ミラ以外は、多くの役を演じています。 失業中の安寿ミラが人材派遣会社に登録をして、 そこから派遣された先で真矢武士に出会い、別れ、 再会したところで恋に出会う、というお話。 Openinｇで、テーマソング宮内良さんが歌いはじめる ”Yours”で「サンタクロースはもう居ない」と始め、 Endingで、「サンタクロースはもう要らない」と歌うなど、 全体的に、前回と同じテーマと構成になっています。 ＜感想＞ 東京初日は行ったものの、その次は楽前日、 神戸は、初日の翌日とその翌日、と、妙に 初日楽日を外した日程でばかり観てしまいました（^^; だからって特に問題がある訳でもないのですが、 楽日がお祭りっぽくなりそうな舞台なだけに、 ちょっと勿体ない事をしてしまったかな？という感じ。 でも、そんなの外していても、十分楽しかったです(^^) 派遣された先の様々な出来事を、残りの８人が、 それぞれに見せ場をもらって表現していくんですが、 いろんなものが詰まったおもちゃ箱というか、 舞台自体が、プレゼントのような雰囲気なんです。 前回よりも、安寿さん中心の雰囲気が強まった分、 まとまりは良くなっていたのかもしれませんし。多分。 でも、その分、文句も出てきてしまったので・・・(ーー;) 私だけなのかなぁ？それぞれに見せ場を作ってもらっているのですが、 ２幕のマジックのシーンは、駒田さんの見せ場なんです。 セイント・ハージャという、かつての大マジシャン(自称)に扮した 駒田さんが、派遣会社から人を雇って、マジシャンとして復活する 大マジックショー!!(老人ホーム慰労会ですが(笑)）を行うという話。 なのに、マジックが終わって、舞台から挨拶をしているシーンに、 セイント・ハージャの姿がないんです(;_;) その直前のマジックで、安寿さんと入れ替わってしまって、 そのまんま出てこない・・・(;_;)着替えとかの時間は問題ないのに、 どう考えても、彼女の見せ場のためだけに出てこないんです。 そんな馬鹿なぁ・・・と泣いてしまいました。 めっちゃめちゃかっこいいシーンなんですよ？ここって。 いや、格好は真っ白な、もさもさカツラをかぶって、 七色に光る、いかにもちゃっちぃダブダブの衣装を着ているという、 本当に変なじじいの役なんですけど、このシーンのタイトルが 「魔法使いの弟子」というくらいあって、この舞台のマジック協力も勤める上、 初舞台はお父様のマジックショーという彼の本領発揮の楽しそうさが爆発で。 駒田さん自身が楽しいのか、セイントの、復活できる喜びなのか、 その辺りが判然としないのですが、とにかく共通だから良いんですよね？ 東京初日では、客席から登場する彼の客いじりで、間近で ウインクされてしまうという、やたら美味しい席に座れていたものだから、 興奮しまくって、大マジックに拍手喝采を送っていたのに、 なのに、なのに突然、マジックの主役を安寿さんに奪われて・・・(;_;) 途中で主役をすり変えちゃうくらいなら、見せ場をくれなきゃいいのに、 って、何だかそう思ってしまうぐらい、初見では悲しかったです・・・。 他の方のシーンは、ちゃんと話が最後までつながっていただけに、悔しい。 圭吾くんの♪Steppin to the Bad Boyのシーンも、すっごく楽しかったし、 充さんの♪Nut Crackerとのからみもまとまっていて、観良かったし。 強いて言えば、他の方のシーンでは、必ず安寿さんがヒロインや 恋敵の役柄をもらっていたのに、駒田さんのシーンではそうなれなかったから、 だから、主役の座を奪い取ってしまう形になったのかな？って思います。 だったら、構成のミスだよ〜(;_;) でも、それを除けば、本当に楽しくって良くできたShowだったと思います。 何でもパーフェクトにこなせるさっ！という役者さんたちじゃないけど、 これだけは任せろ！というイメージのある役者さんたちを上手く集めて、 ガンガン見せ場作って、美味しいとこ取りして目いっぱい楽しんじゃう。 小鼓音さんと充さんの♪Nut Crackerなんて、典型的でしたね(*^^*) 今津さんの声は、青劇の音響の悪さでは聞こえにくかったけれど、 オリエンタルではちゃんと伸びを見せていい感じで聞こえていたし、 福島さんの芸達者ぶりは、日を追うに連れて盛り上がってくるし、 クリスマスからお正月の幸せ気分てんこ盛りの時向けとしては最高！ だから本当に、全てのシーンで安寿ミラを使おうなんて無理はせずに、 彼女の女優として最高の部分だけを上手く取り出して見せるようには、 できなかったのかなぁ・・・と残念に思ってしまいます。 だって今の私、安寿ミラ嫌いになりそうな感じなんですもの。 宝塚イメージも引きずってるし、かわいい子ぶりの演技もするし、 だからといって、大人演技をしてみないわけじゃないし、 イメージが固まらず、却って、一番つまらない役者に見えました。 どういう女優として売りたいのかなぁ？全然、分かりません。 何でもできるパーフェクトな方じゃないと思うのですが・・・。 構成は小池修一郎さんで、私はこの方好きなのですが、 他の人たちをこんなに上手く使いこなせるんだから、 もっと彼女を魅力的に見せることぐらい、 いくらでもできただろうに、なんて思ってしまいました。 それとも、つい、宝塚的主役を作ろうとしてしまった？ だって、安寿さんファンらしき人たちの話を漏れ聞くと、 ヤンさんの魅力がテンコ盛りで嬉しかったらしいんですもん(笑)。 テンコ盛りと感じるか、全体的にぼやけていると感じるかが、 ファンかそうでないかの違いなだけと言われれば終わりですが、 結局が、安寿ミラミュージカルだと納得するしかないのかなぁ？ ===================================================================