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［★★Happy:63] 00/2/1号


実は、今、すっごく焦っています。
このすぐ下のお知らせ、有効期限があるんです。
有効期限？・・・言葉の使い方が違うことは分かるけれど、
適当な言葉を探している時間もないくらい(^^;)

前回のHappyでお知らせした大浦みずきさんの公演情報に関して、
読者様が、ＦＣが引越すると、教えてくださったんです。
その引越日が、1/31・・・。つまり、昨日。
せっかく、十分 間に合うように教えてくださったのに・・、
１月中に、『Shes On!』のHappyで連絡しますとお答えしたのに・・、
あああ・・・、ごめんなさい(ToT)

そりゃ、ちょうど今日、そのチケットを取ろうとする人が、
これを読む人の中にどれくらいあるか考えると、
あまり気にしなくていいレベルだろうとは思いますが、
誠意の問題、ですよね(^^;)

というわけで、珍しい時間にお送りするHappyです。
職場から送ると、内容確認メールが見られないのが不安ですが、
文字化けとか、誤変換とか、ないといいなぁ・・・・。
でも、あったら、どうぞブーイングメールしてください。
次号の準備は半分ぐらいできているので、多分、多分、
比較的早く送れると思いますので、それに反映させます。m(_ _)m





１：お知らせ
２：『アイ・ラブ・坊っちゃん２０００』1/17

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１：お知らせ

前回Happyでの公演のお知らせに、追加情報をいただきました。


○『大浦みずきスーパーライブ Coup de Foudre 6』

     ゲスト：FORTUNE（泉拓允、宮内良、竹内耕、石山毅）
     日程  ：2000/2/25(金)20:00〜、26(土)14:00〜、18:30〜
     会場  ：スイートベイジル１３９：03(5474)1395
     問合せ：大浦みずき事務所 03(3407)8307（〜1/31）
                 ↑
 ＜＜１月末をもって転居されたため、電話番号が変更になっています。＞＞
               新番号は：03(5740)7737（2/1〜）です。

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２：『アイ・ラブ・坊っちゃん２０００』1/17


※新国立劇場中劇場
※１幕：18:30〜19:40  ２幕：19:55〜21:10
※Ｓ席￥8,400-（前回観劇者前売り料金？）
※８列−34番（センターブロック下手寄り）
※夏目漱石：浜畑賢吉、夏目鏡子：今津朋子、坊っちゃん：中村繁之
  清：大方斐紗子、山嵐＆正岡子規：佐藤伸行、マドンナ＆雪江：渋谷玲子
  赤シャツ＆兄：園岡新太郎、野だいこ：三谷六九、女中＆萩野夫人：伊藤弘美
  校長＆父：治田敦、猫＆小鈴：藤咲みどり、高浜虚子＆漢学：五十嵐進
  登世：浜崎真美、うらなり：高野絹也
※パンフレット：相変わらず、無料です。
      「何部配布すること」って広告契約にでもあるんでしょうか？
       広告の多いパンフレットでもあるだけに、勘ぐってしまいます。
       今回リピートしてないから、別に、有り難いですけど・・・。

＜感想＞

何だか、よく出来た作品を観た、という印象。
確かな満足感と言うのかな？
オープニングから、家の中にいる漱石の頭の中らしき風景が、
屋根の部分に現れて、登場人物たちも勝手に動き回り、
この作品が二重構成になっていることをごく自然に納得させる。
何でかな？この時、「ああそうか。」って一つ飲み込んだ感じで。

漱石の作品は、授業で一部分だけ読んだ『こころ』と、
『我が輩は猫である』『坊っちゃん』ぐらいしか知らないけれど、
どうやら漱石自身、何だかいろいろ悩んでた人みたいかも？
妙に、親近感が湧きました。すごく人間的。
もともと、漱石の文章はとっつきやすいイメージがあるけれど、
それ以上に何だか、「頑張れよ」って声かけて、ぽんぽんって
肩でも叩いてあげたくなる感じとも言えたかもしれません。

「文豪」のイメージは全然なくて、まだまだ青い若僧が、
先輩で師でもあった虚子に死なれて、困ってる。
可愛くて、やたら感情移入できて、何だかすごく好きで。
最後の方になって、ようやく鏡子と少し心が通じて、
膝枕してもらっているシーンなんか、素敵でした(*^^*)

ただ、その少し前にあった、幻想の中のシーンで、
皆が「誰かがあなたを待っている」と歌うのですが、
全編通じて、あそこだけはどうも好きになれなかったので、
その結果としてあるシーンだと思ってしまうと、
若干、納得がいきかねたことも確かです。
あのシーンで突然、私の頭の中には、
『星の王子さま９９』のパンフレットなどに書かれていた、
「自然保護を歌う音楽座」イメージが一気に開いてしまったんです。
あぁそうか、母なるものの存在を強く訴える舞台なんだな〜って思って。

そのシーン自体がすごく長かった訳ではないし、鼻に付くほど
ハッキリ打ち出してはいなかったかもしれないけれど、
多分、肝心要の、最も言いたいことを言ってるシーンだと
感じただけに、そこで違和感があった事が気になりました。

でも、連れも誰も、そんな事が気になった人は居なかったらしいし、
「何でそんな風に感じるかな？」と、却って責められたたから、
私の感覚が変なのかもしれませんが。。。
でも、それでも言いたいくらい、気になったんですよ〜(^^;)

ただ全体としては、本当によくできた作品だと思ったし、
それぞれの役者さんたちはハマり役ばかりだと感心しました。
特に感動したのは、清役の大方さんと、園岡＠赤シャツ！
清は、静かな間が最高だし、歌っても泣かされまくって。
清役が違う人だったら、評価大下がりしたかもしれません。
この舞台の要だと言っても過言でないぐらい、良かったです。

園岡さんは、もう、園岡さんだと思えませんでした(^^;)
出ていらっしゃるなんて知らないまま見に行って、
赤シャツ、ヒットだよなぁ〜なんて思っていたら、
幕間にチェックしたパンフレットによれば、園岡さん！！
２幕途中で赤シャツが出て来た時は、信じられない思いに
一瞬クラッとしたものの、数瞬後には忘れ切って見てました。
確かにもともと、あまりお顔は覚えてないんですけど、
あの化けっぷりは見事！そしてやはりお声はステキ〜♪

あと、坊っちゃん役の中村繁之くんも、わたし的には相当ＯＫ。
連れによれば歌が弱いから却下だそうですが、私は気にならなくて。
あれぐらい真っ直ぐ突っ走ってりゃ、声ぐらい涸れて当然だ、
というイメージでもあるのかもしれません。
とにかくイメージどおりの動きを正にやってくれた点で、
他のキャストさん陣に負けてなかったと思います。

とにかく、日本のオリジナルミュージカルで、
個人のキャラに頼らずここまで自信もって勧められる舞台を、
初めて見たかもしれないという感動がありました。
私だけは、若干 引っ掛かったところもあったけれど(^^;)
でも、満足です。うん。

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