＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ［★★Happy:66] 00/2/11号 すみません〜！ 前回の号、変換ミスをたくさんの人から指摘されました。 その前の号の方が、急いで書いたはずなのに、 そういう問題じゃなかったのかも・・・。すみません。 あともう一つ、もっと大きな ごめんなさい。 『素敵なミュージカル見つけた Vol１』の訳詞のことですが、 微妙に違うと書きましたが、違わないそうです(苦笑) ここ違う〜と思った部分は、私の記憶違いだったり誤植だったり。 日本語版ＣＤ出てないものまで指摘があって、 皆さんの記憶力、本当に尊敬してしまいます・・。 しかし、ということは、日ごろ私が歌っているのは間違いなのね(^^;)１：郵便物から・・・ ２：『ＭＩＲＡＣＬＥ』2/2,4,6 −・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−−・−・ １：郵便物＆チラシから・・・ ○『レ・ミゼラブル』 日程 ：2000/12/3(日)〜2001/1/31(水) 会場 ：帝国劇場 発売日：6/24(土) 詳細は http://www.toho.co.jp/stage/ ついに！！発表になりましたね〜♪ ２月分については まだ未発表ですけど、これだけでも幸せ(^^) 12/31は19:00〜公演で、その後にカウントダウンがあるそうです。 チケット争奪戦は、考えるだに恐ろしいことになりそうですね(^^;) 出演者とかは まだまだ発表しないでしょうけれど、 レミゼカンパニーと一緒に迎える 21世紀、 私もできる限りの手を尽くしてチケットＧＥＴだぁ！！ ○『スクルージ』日本語版ＣＤ発売 99年東京公演完全実況録音ＣＤ。２枚組。 価格：￥4000-(消費税、振込手数料、送料込み) 発売：２月下旬予定 問合せ：劇団ひまわり制作部 Tel 03(3476)0011 Fax 03(3476)2126 問い合わせると手数料不要の郵便振込用紙を送ってくれるので、 それで振り込むと送ってきてくれるシステムのようです。 主な出演者については こちら↓。 http://www.himawari.net/scrooge.html それ以外については、いろんな方がレポなさっているので、 探してみてください。個人ＨＰに勝手にリンクはできないので。。 こんな時、自分のＢＮを見てくださいと言えないのが辛いです(^^;) やっぱり感想レポは サボっちゃいかんね、サボっちゃ。 でも個人的には、97年版よりも更によかったと思います。 そのライブ版なら、多分、絶対、お勧めです♪ −・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−−・−・ ２：『ＭＩＲＡＣＬＥ』2/2,4,6 ※東京芸術劇場中ホール ※開演：19:00 １幕：55分 休憩20分、２幕：60分 ※Ｓ席￥5,500- ※２日Ｈ−15、４日Ｇ−10、６日Ｅ−12 （オケピのために３列つぶれているので、Ｄ列が最前列です） ※シド：鶴見辰吾、アル：小林桂 ダダ・ジョナサン：駒田はじめ、アントニオ・エラソーニ：井上一馬 ミナ：横瀬竜子、キキ：安藤聖 ※支配人/老紳士ほか：武田茂、野菜売りほか：茂木沙月、 ガニガス/ディレクターほか：匠耕作、郵便屋ほか：山本真裕、 ＡＤほか：野口浩彰、鍋売りほか：板垣辰治、警官ほか：三品英士、 キャンペーンガールほか：行川麻紀子、幽霊アンナほか：歌納有里、 主婦ほか：今宮多力香、洗濯女ほか：坂口阿紀、着飾った女ほか：泉里沙、 幽霊コンナほか：白神直子、スポンサーほか：山田痲由 ※パンフレット￥800−(多分・・・(^^;)) ＜ストーリー＞ アルは、空を見上げて、雪が降るのを待っていました。 「どうして僕にはママが居ないの？」とパパのシドに聞いたら、 「ママは忙しいんだ。雪が降ったら帰ってくるよ」と言われたから。 でも今年も、寒くなり始めると、パパはアルを連れて 南の町へ仕事へ出かけるのでした。 行った先の町で、アルは２人の おじさんに出会います。 アルにしか見えない幽霊だという２人は、ダダとエラソーニと名乗ります。 アルの気持ちが分かるという２人とともにママを探しに出かけたアルは、 町で さまざまな事件を巻き起こしてしまいます。 「そんなやり方じゃだめよ！」と現れたキキは、 自分にもかつて、自分だけの幽霊がいたと語ります。 でも、自分が大人になったから見えなくなってしまった。 いつかアルも自然にそうなるんだと言う彼女に、アルは反発します。 一方、シドは、仕事先のピアノバーで歌手のミナと出会います。 シドのピアノが好きだと言い、かつてシドが妻と一緒に作った 『ミラクル』を歌う彼女と話すうち、シドはようやく、 アルに真実を話す決心をします。 しかし、シドが話そうとしたとき、降らないはずの雪が、 降り始めたのでした・・・。 ＜感想＞ 絶対泣けないわけじゃなく、結構、ホロリとしたけれど、 ミュージカルとして泣いたんじゃないって感じるんです。 原作も、ある意味でミュージカルの一部だとは思うけれど、 でも多分これって、原作の方が泣けそうなんですよね(^^;) 読んでないから、正確なことは言えないですけど。 ミュージカルだからこそ泣けたと確信できるのは、 キキが自分のミラクルを歌う、♪KO・TO・RI。 私はこれが無ければ、この作品のテーマを理解できたかどうか、 若干の疑問を感じます。最後にアルに起こるミラクルも、 その後のダダ＆エラソーニが見えなくなってしまうという会話で 失うものの話をされてしまうだけに、何となくぼやけてしまうし。 要は、ストーリーは好きだけど構成に難有りって思ったんです。 最初に気になったのは、１幕の幕切れ。 話の流れから、そろそろ休憩かな？って思ってたけれど、 （そんな事を思わせる暇があるのもどうかと思いますが(^^;)） 初見のとき、実際の幕切れでは、本当にそれかどうか自信がなくて、 拍手できなかった。多分、皆もそうだったと思います。 しばらく し〜んとしてて、客電が点き始めてやっと拍手。 をいをい〜(^^;)って感じがしました。メインの４人で もう１曲盛り上げて終わりたかったかもしれません。 それと、全体的に もっと短くてもいいから、 テーマを整理して見せてほしかったと思います。 アンサンブルの方々にも見せ場があるのは嬉しいのですが、 どうもやりすぎたかな？という印象。 特に、２幕冒頭の♪サプライズ・コートと、 ３曲目の♪ようこそ嘘の世界へ は、 話の流れをぶちきるので、散漫な印象を与えます。 その暇があれば、ダダやエラソーニを、もっと掘り下げたかった。 キャラクターがどうにもはっきりしなかったせいか、 最後の方でアルが目をつぶったまま彼らを思い浮かべて言う 「ダダは笑ってる、エラソーニは仏頂面」のセリフも どうも利かずに浮いてた印象です。 話は少しずれますが、浮いていたといえば、 キキがアルに３度目(？)に会ったときの 「君、変わったね」も、浮いてました。 アルの印象として、見ていて全然 変わってないんですもん(^^;) ミュージカルは、小説よりもストレートにテーマを伝えられるけれど、 その分、たくさんのテーマを一気に伝えるのには適さないと思います。 「他の人には何でもなくても、自分の心の中に起こるミラクル」、 それを第一に伝えたいなら、欲張っちゃダメだと思うんです。 ♪ようこそ嘘の世界へ も、全編 見終わってみれば、 大人になるってことは、嘘かホントかだけで割り切れない事もあると、 理解することでもあるんだよ、ってメッセージが読み取れる。 ラストのダダたちとのシーンも、大人になってしまった側からの、 「大人になる」という事への思い入れが読み取れる。 でも、そんな事まで込められる舞台じゃないと思うんです。 そうしたいなら、ストレートプレイにするべきだったと思います。 後はね〜・・・、歌が弱いなぁ。特に、鶴見信吾。 パンフレットによれば、ソロは結局２曲だったらしいけれど、 最初は、もっとたくさん、ダメだった気がするくらいヤバくて。 でもだんだん見ているうちに良くなってきたし、声は好きなので、 次回に出ることがあれば、もっと期待できるかな？ そして、主役の男の子、なぜ、20歳の人を使ったんでしょう？ 話のイメージ的には、せいぜい小学校低学年くらいなのに、 いくら背が小さいとはいえ、しっかり大人顔の小林さんには、 ちょっと辛かったような気がします。 せめて短パンをやめれば、筋肉質の足が見えない分、 若く見えたかもしれないのに・・・。あれは辛かったですね(^^;) 歌に惚れ込んで決定、という可能性もあるけれど、 わたし的には、ミュージカルっぽい曲は子どもらしく 歌おうとするあまりに無理が見え見えだったし、 ２幕２曲目のジャズっぽい曲は歌いこなせすぎていて 子どもらしさに欠けるなぁと感じました。 単に歌としてだけ聴くと、とても素敵で、 天才ジャズシンガーという片鱗を見せてくれたけれど、 私は、そんなことをアルに求めてはいなかったので。 で、散々散々文句たれましたけど、実は泣いてたことも確か。 ちょっと谷川俊太郎の『おばけリンゴ』を思い出したかも？ もっと刈り込んで、書き込むところ書き込んで、 是非 再演してほしい舞台だとは思いました。 心の中だけで起こるミラクルって、表現が難しいけれど、 ミュージカルでならできるんだ、って感じましたから。 ===================================================================