＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ［★★Happy:68] 00/2/25号 前回のＨａｐｐｙ！でＨＰを作ったと書いたのですが、 大馬鹿者で、ＵＲＬを書き忘れてしまいました(^^;) フッターから気がついて来てくださった方もいらしたのですが、 普通はフッターが変わってることなんて、気がつかないですよね。 私も、人のＭＭ読んでて、言われなければ気付きませんから。 以下になります。 http://homepage1.nifty.com/Theater/ 昔から読んでくださってる方にとっては、 珍しいものは ほとんどないですけど、 最近は、こちらに書くときには意図的に削るようにしている 役者さんモードのミーハーな感想なんかも少しずつ載せています。 私は基本的には「誰か」を見に行くことが多いので、 どうしても「この人なら もっとできるはずなのに」とか、 「へぇ〜、随分 成長したもんだ」的な感想が多いんです。 でもそれって、舞台の見方としては邪道だと思うので、 そちらに偏らないよう偏らないよう、気をつけています。 その理性の結果が、Ｈａｐｐｙで(＜結構 失敗してますけど(^^;) 妄想と我が侭の結果がＨＰの役者さんのページ。 そんなふうに分けていこうかなと思っています。 ・・・こんな書き方したら誰も来てくれないでしょうか((((^^;１：チラシから・・・ ２：『Never Forever』2/21 −・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−−・−・ １：チラシから・・・ ○ミュージカル「ザ・キッチン」 出演：畠中洋、鈴木ほのか、石富由美子、鈴木慎平、壌晴彦、石鍋多加史 下馬二五七、楠見尚己、大方斐紗子、後藤加代、白木美貴子 今井あずさ、真樹めぐみ、藤咲みどり、徳垣友子、安崎求、 Ｋｕｍａ、宮本聡之、宇治川理斉、小西教之、渡辺セーキ、宮野琢磨 日程：2000/8/26(土)〜9/9(土) 中部北陸と北海道地方公演もあり 会場：世田谷パブリックシアター 発売日：2000/7/17(月) 問合せ：地人会 03(3354)1279 −・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−−・−・ ２：『Never Forever』2/21 ※東京芸術劇場小ホール１ ※開演：18:00 １幕もの：75分 ※Ｓ席￥5,500- ※Ａ−９（最前列。センターの通路が10と11の間でした） ※エンジェル：宮内良、ディック：泉拓允、サリー：麻生かほ里 お手伝いＳ：香取新一、鈴樹葉子、本間しゅう子、ＴＥＴＳＵ ※パンフレットなし。PLAYBILLが付いてきます。 ＜ストーリー＞ ここは、天国でも地獄でもないところ。 Ｃ級天使のもとに、新しい仕事がやってきます。 少し前まで同棲していたけれど、すれ違って別れたディックとサリー。 ディックが久しぶりに「話がある」とサリーを呼び出したけれど、 またしても仕事で大遅刻。 サリーが帰ろうとしたところに追いかけてきたディックは、 「話」をすることなく、突然、車に引かれて死んでしまいます。 そのディックがやり残したことをさせてあげるのが天使の使命。 でも、ディックにはいろいろな制約があって、 夢の中でしか話を伝えることができません。 しかも、夢を使って伝えるとサリーはディックのことを忘れてしまう。 それでもディックは、サリーのために夢に入ることを決断します。 しかし２人は、夢の中でもドジをやらかし、 何も伝えないうちにサリーは目覚めてしまいます。 落胆するディック。しかしそこに、雷が鳴り響いて・・・。 ＜感想＞ フォービドゥン・プランニングお得意の、ちっちゃくてあったかいお話。 でも、今まで見た中でいちばん良かったなぁと感じました。 話の流れとして、そうなるであろう結末に向けて、 セリフによる説明が入るのはいつもどおりだけれど、 構成が落ち着いているせいか、無理なく見られた感じで。 「神様」が、天使たちの上司として頻繁にセリフに現れて、 最後には雷をもって天使のお仕事に介入してきたりするんです。 今まで私は「神」という存在に言及する日本製の舞台には、 ほとんどの場合 違和感を感じていたのですが、今回は平気でした。 何でも知ってて何でもできるけれど、基本的には口も手も出さず、 失敗するなら 最初は失敗させる、というイメージが、 私の持っているものと近かったのかもしれませんが。 何だか見ていて、登場人物たちに「君たち愛されてるねぇ」と、 言ってあげたくなる感じといったら、変かなぁ？ シーンとしていちばん記憶に残っているのは、ディックがエンジェルに 「サリーが笑ってくれるなら、自分は忘れられてもいい」と言うシーン。 直前に、サリーの夢の中で突然、明るく前向きに踊り出したディックには、 をいをい、キャラクター変わってるぞ(^^;)と突っ込み入れたかったのですが、 このシーンへの複線だったと考えれば、すごく納得。 それがあったおかげで何だか妙に、 本当に、心からそう思っているんだと納得できました。 でも本当に、非常に適材適所な舞台で、 それが最大の成功の理由だったと思います。 宮内良が一応の主役だと思うのですが、雰囲気は少し脇っぽくて、 動く人たちを後ろで見ている側だったのも良かったと思います。 ディックとサリーを、助けようとしてるんだか引っ掻き回してるんだか、 よく分からないような下手くそな３流天使の役どころ。 情けないマニュアル天使で、開き直ったりもするけれど、 基本的に素直で嫌みがないので、 長い目で見守ろうという気分になっちゃいます。 情けないなりに、係長代理ぐらいの雰囲気で、 ４人のお手伝い人たちの動きを見守る姿も様になってたのですが、 ただ、おでこペシ！などの、妙に時代を感じさせるギャグ的動きは、 ご本人の年齢を思い出させるので、やめた方が良いのではないかと、 思ってしまいました。あれは、どうかねぇ・・・(苦笑)。 久々の拓允さんはハートフルな演技と歌声でディックの真実を、 キンと澄んで通る高音と、しっかりした低音の麻生さんは、 一生懸命なあまりキツく見えてしまうサリーを歌い上げて。 お助け人たちも、余裕ありすぎに見えていたのですが、 最後のオチでそれも納得。いい演技だったのですね♪ ===================================================================