＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

［★★Happy:77] 00/6/25号


来月引っ越しなので、
４年ぶりと言っても過言じゃないだろうぐらい
放っていた部屋を、本気で整理始めました。
そして、挫折しそうになる度に出てくるのは、
お宝の山〜♪

探していたものが、次から次から出てくるんです。
最近ファンになった人に頼まれていた、昔の写真や会報、
まだパソコンがない時代に、友人と盛り上がりまくって
毎日何度も何度も交換しまくったＦａｘの束。
世界史辞典と教科書とフランス語の辞書と地球の歩き方パリが、
岩波版のレミゼと一緒に出てきたり。

Ｆａｘなんて、もう相当薄くて読めなくなったりしていて、
このまま全部 入力作業に入りたい！と思ってしまうのですが、
こういうのこそ捨てないと、引っ越しはできないんですよね・・・。
「万が一 時間ができたら入力するもの箱」が、いっぱいになるまで、
そう時間はかからなそうなのが、今、一番 不安です(^^;




１：『Leコンビ Laコンビ』 6/17
２：石井一孝ライブ『Windy Session 2000』6/17

もう１週間も前の話なんですね・・・(^^;

−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−−・−・−・−

１：『Leコンビ Laコンビ』 6/17


※俳優座劇場
※１幕：60分、休憩15分、２幕：75分(大体です)
※￥6,000-
※４列９番（センターブロック下手寄り）
※飯田聡子、駒田はじめ、宮内良、千珠晄、（竹邑類）
※パンフレット：もれなく入り口で配布（２つ折りＢ４ ２色刷り）


＜感想＞

最終的には、完全にファンモードに入って、
幸せ〜♪って盛り上がって帰ってきたのですが、
先に観に行った友人に「どうだった？」と聞かれて、
「楽しかった（^^）」と答えたら、え〜？と言われました。
で、そう言われて思い出してみたら、こんな所要らねぇ〜！
って思ってた時間も、確かに結構ありました。

一番大きなものを挙げておくなら、今回の趣旨説明コーナー。
開演前にパンフレットを見なかった私は、
あくまで、女性２人が着替えている間の場つなぎで、
今日はちょっと時間かかっているのかな〜と思っていました。
「カップル」などではなく「コンビ」としたかった理由などって、
演出家が出てきて言うことなのでしょうか？
パンフレットにも書いてあることだし、
見ない人は見ないで感じるだけで、いいはずじゃないのかな？

でも、他はとっても楽しかったです(^^)
女性陣はダンスのみだったので、
私には分かり難い部分があったのですが、
「コンビは、闘う」とオープニングで言われたのが
とても よく実感できる組み合わせで。
とにかく上手い飯田さんと「魅せる」千珠さん。
まさに、異種格闘技戦という感じで、面白かったです。

変わって２幕の Le コンビの方は、異種でも格闘はせず。
なぜか本当に しっくりと似合ってしまうんですよね〜(*^^*)
とても長〜い付合いだというから、そのせいでしょうか？
声質も、柔らかくてノーブルで丁寧な良さまの歌声と、
ハスキーで ちょっと崩して歌う駒田さんがハモると、
お互いの良さを引き立て合う感じで本当に心地よいんです。
特に今回は、何が違うのか分からないのですが、
とにかく２人の、最高に素敵な部分が存分に引き出されていました。
久々に、惚れ直しましたもの♪

Le コンビが作ったのは、燕尾服に正装しての、寺山修二の世界。
「まぁだだよ」という言葉の２人で掛け合うようなリフレインで始まり。
♪時には母のない子のように のソロ×２。♪赤い靴 のハーモニー。
そして、猫になる彼ら。
実は私は、寺山修二は思いきり食わず嫌いなので、
どこから引用されたとかは全然分からなかったのですが、
郷愁などが強く打ち出されていたせいか、
素直に溶け込んで、彼らの声に聞き惚れていました。

駒田さんの朗読は、素直な感想として、「まだまだ」。
日本語は、語尾が消える強弱で読むと動詞が聞こえないんだよ〜？
「朗読」というなら、やり方が違うぞ？なんて思ってしまって。
でも、以前ＣＤで手紙の朗読はされていて それはすごく好きなんです。
それと同じ方法でやっているので、朗読だということを忘れられれば、
後はもうひたすら、うっとり〜♪モード。

それからは、雰囲気を変えて、持ち歌合戦！
駒田さんの♪リラのワルツ、良さまの♪ジャンキー。
どちらも、個人のライブなどで よく歌われる歌で、
♪リラのワルツは、少々 歌い慣れすぎた感があったけれど、
良さまのシャンソンっぽい曲、♪ジャンキーは、The Best！
私の大好きな、ドラマの見える歌。一本の舞台を見た感じ。
このコーナーは、お２人とも好んで歌われる♪キャンディマンの、
少しノリの良い系アレンジのハーモニーで終わり。
駒田さんがちょっと女性的に、良さまが男っぽく決めて、
あまり見られない姿に改めてまた惚れ直して。

タップの時間。
ここは、良さまの独壇場です〜。
駒田さんは、良さまと並ぶと まだまだ、という印象。
でも、見せ方が上手なのかな？楽しそうで良かったです。

エンディングは、着替えて登場ですが、このお衣装は・・・・(^^;
ウエスト切り替えの白地のジャケットなんですけど、
下が黒と白の千鳥格子のプリーツのミニスカートっぽく見える((((^^;
このまま、女性陣がダークスーツ姿で、カッコよく
♪All that Jazz を踊るエンディングまで行くので、
そこでは、男女入れ替わった組合わせの妙を見てほしかったのかな、
なんて思って我慢もできたのですが、そこまでが・・・(^^;
特に、歌ったのがファンタスティックスの♪Try to Rememberだったんです。
好きな曲なだけに、どうして こんな格好で・・(ToT)と、
ちょっと泣きが入ってしまいました。

Laコンビの方は それほどとも思わなかったけれど、
Leコンビは、彼らのいろいろな面を あれこれ全部詰め込んで、
見せたい所 全部てんこ盛りという感じで幸せです(*^^*)
ファンから見れば、よくぞここまで良さを引き出してくれた！です。
しかし、これが第一弾だそうなので、次は どうするの？なんて、
ちょっと余計な心配もしたくなってしまうほどかも(笑)。

−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−−・−・−

２：石井一孝ライブ『Windy Session 2000』


※アートスペースワセダ
※140分ぐらいだったかな・・・？
※￥5,000-
※Ａ席５列８番（指定席最前列。中央通路から上手側２席目）


オープニングから飛ばす一孝さん。
Windy Sessionだからということで、サンダル履き。
「サンダルだと真っ直ぐ歩けない雰囲気だから」とも言ってたけれど、
気軽な気分で・・・と言うとおりに、初っ端から抑えもなしに歩く歩く（笑）。
一孝さんのライブは、歩き回ることが基本だと思ってるのですが、
スタンドマイクがあるのに、のっけからそれを無視して歩くとは、
さすが石井一孝！という感じでウケてしまいました〜(^^)

でも今回のスペースは、ちょっと狭めで縦長。
舞台自体の横幅が少ないので、歩き回るのにも限界はあるし、
いっぱいに詰め込まれているので中央通路も狭い〜(;_;)
でも、一孝さんなので、５列目ぐらいまでは平気で来ます。
そして、そこで立ち止まる(^^;

今日の衣装は、一孝さんによれば「サウナパンツ」。
本当にそんな感じの生地の黒の上下で、
しかも、普段がダンスフロアのステージで照らされると、
「日焼けサロン」状態に暑いらしいものだから、
隣で歌われると汗が飛ぶんですよぉ〜。
足でテンポ取るから床が どすどす揺れるし(苦笑)。
私の隣の友人が、汗を避けようと こちらへ寄ってくると、
その空いたスペースを、一孝さんはどんどん侵食するし(笑)。

まぁでもその辺に居座らないと、後ろの人たちまで遠いんですよね。
役者さんたちも このスペースに、すごい密度でいらしていたんですが、
『DECIMA』遠征で長崎おいしいもの案内してくれた渡辺忠士さんの話や、
最後方にいらしたらしい、レコードマニアの師匠たちの話などは、
一応、舞台にはいたものの、身を乗り出すように話していて。
でも誰も返事してくれないんですよぉ〜？
アンコールで、１人は答えてくれたから、それで笑い取れたけど。
一孝さん、寂しがるじゃない、もっとノリよく行こうよ！
いっそ私が返事したかったぐらいだけど、それは一応 自粛。

最初の方は、好評だという♪Saraなど、少しジャジーな曲を並べて。
新曲は２曲。タイトル忘れてしまいましたけど(^^;
後者の方が好きだったかな〜。♪月の水 も好き。

でもやっぱりライブで聞くなら、スペイン旅行記を挟んで始まった、
♪Heart & Soul Cafe！これは、私も手拍子ができるんです(笑)。
一孝さんを見てて、何でこんなに楽しそうなんだろう〜(^^)って思うのが、
彼のライブに行きたい！って思ういちばんの理由だから、一連の曲は幸せ♪
続けては、私が手拍子できない曲(苦笑)。
裏拍かなんかで打つところが突然あって、テンポがとれないの(ToT)。
でも、好き。一緒に遊んでる感じになれるから。

続けて、♪Lady Blue。弾き語り。
この曲は、私が初めて聴いた一孝さんのオリジナルソングで、
以来、一孝さんライブでの基本で、つまりは私の中で、
一孝さんのイメージと切っても切れない曲です。
それが今回、この歌を聴きながら、他の人のことを思い出しました。
一孝さんのライブって、「一孝さんだわ♪」が幸せなのに、
今日だけは、歌詞を聞きながら自分に当てはまること思い出して。
すごく不思議な気分。
でも、歌としてすごく良かったんだろうなぁ・・・。うん。

そうそう、今回のわたし的ツボは「誰がきても、愛します」。
コゼット役がまだ決まってないって話題の続きでの発言だったんですけど、
私と友人連中しかウケてなかったんですよね〜。不思議。
私にとっては、これこそ石井一孝！！！って感じの発言で、
もぉ嬉しくて嬉しくて(=^^=)だったんですけどねぇ？
一孝さんって、「みんなの彼氏」ってイメージなんですもん。

キメ台詞とかじゃなくて、さらっとこんなの言えちゃう一孝さんが好き。
自分が大好きなバンドやスペインの話、熱く語っちゃう一孝さんも好き。
カーテンコール始まる前に「あっという間に終演予定を既に20分過ぎています。
急いで帰らなければならない方、すみません」なんて言っておきながら、
演奏始まって歌い出したとたん、「今のカッコ良くない！」って止めて、
やり直ししちゃう一孝さんも好き(笑)。

・・・というわけで、今回のライブも、たくさん期待していって、
それよりもちょっぴりたくさん お腹いっぱい満足できて、
やっぱり一孝さんって好きよ〜♪って思いながら帰れるのでした(^^)


===================================================================