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［★★Happy:79] 00/8/10号


引っ越し後が、どうも落ち着いてくれません(^^;
今回は今までと違って、開けない段ボールを作らない！という
強固な目標とともに引っ越したので、全部開けるだけは開けたはずが、
何故か、出てこないものが多いのです。

本当に些細なもの・・・、例えば、使い残したゴミ袋とか、
買いだめしておいたコーヒーとか、映画の上映時間のメモとか、
もう一度手に入れることに何の問題もないようなものばかりだけど、
絶対に、捨てたりはしないはずだし、確か、最後まで出ていて、
１つの段ボールに放り込んだ気がするものばかりだけに、不思議。

よく、机から落としたばかりのシャーペンが、
どこを探しても二度と出てこないこととかあるけれど、
さすがに、簡単に諦めるには多すぎる量なので、
暇さえあれば探しています。

・・・って別に、１か月以上 Happy出していなかった
言い訳っていうわけじゃないのですが(^^;
さすがに諦めてきたので、久々に真面目にパソコンに向かっています。
これから、まぐまぐが盆休みに入る13日までに、
今 書きかけのもの３〜４通を、送りたいと思っていますので、
気軽に読んでいっていただければと思っています。




１：チラシから・・・
２：『ロス・タラントス 〜バルセロナ物語』 8/8

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１：チラシ＆郵便物から・・・


○showcaseアンコール『パ・ド・ドゥ』

    出演：島田歌穂、京晋佑
     作  ：飯島早苗
    日程・会場：11/2(木)〜11/12(日) 俳優座劇場
                   11/18(土)〜11/19(日)近鉄小劇場
    料金：￥4,500-
    発売：9/23(土)
    問合せ：サードステージ 03(5772)7474
              http://www.thirdstage.com/

 『犬夜叉』以来、ちょっと縁のある京晋佑さん。
 彼のせいで、とうとう第三舞台デビューになるかと、わくわくしています♪


○『出島』

    出演：木の実ナナ、近藤正臣、一色紗英、山本太郎、石井一孝、
          渡辺忠士、本田修司、若松武史、山谷初男、三木敏彦、
          植本潤、近江谷太朗、森田浩貴、宇治川理斉、上條コウ、
          櫻井章喜、小森創介、横田裕市、三村晃弘、吉守京太、
          山本カナコ、絵馬優子、中坪由起子、植田チコ、春川さやか、
          鳴海由子、平山智香子、真樹めぐみ、湯屋敦子、
                 子役：劇団ひまわり
     原作：市川森一 『夢暦 長崎奉行』
     日程：2000/11/17(金)〜12/6(水)
     会場：アートスフィア
     料金：Ｓ￥8,500-、Ａ￥6,000-
     問合せ：アートスフィアチケットセンター 03（5460）9999

 気になってはいるのですが、日本史＆時代劇オンチなので(^^;
 思いっきり腰引けていますが、浩貴さんＨＰで勉強して観に行くつもりです。

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２：『ロス・タラントス 〜バルセロナ物語』  8/8


※アートスフィア
※１幕：19:00〜20:20、２幕：20:35〜21:55
※Ｓ席 ￥8,500-
※Ｆ列１０番
※アングスティア：木の実ナナ、ファナ：西田ひかる、
  ソロンゴ：上條恒彦、ラファエル：石井一孝、
  フェルナンド：京晋佑、クーロ：海津義孝、サルバドール：由地慶伍、
  モヒ：曾我泰久、エレナ：北村岳子、クリス：池田有希子、マヌエラ：杉村理加、
  アウロラ：絵馬優子
※高谷あゆみ、植田チコ、大塚雅夫、美濃良、河岡裕門、西村直人
　佐々木しんじゅ、程島鎮磨、黒木里美、山田ぶんぶん、小山みゆき、
　玉置千砂子、北島歩、小林成江、小高光江、小林由佳
※パンフレット￥1,500-


＜ストーリー＞

丘に住むジプシー・タラント家の人々が町で行商をしていると、
対立する町のジプシー・ソロンゴ家に、嫌がらせを受ける。
争い合う中で、タラント家の長男・ラファエルは、
ソロンゴ家の長男・フェルナンドの腕を刺してしまう。

落ち込むラファエルを、幼なじみのモヒが闘牛見物に連れ出す。
そこでラファエルはソロンゴの娘・ファナと出会い、一目で恋に落ちる。
互いが憎み合う家の人間だと知っても、気持ちは動かず、
ラファエルは、母に会わせるため、ファナを丘に連れて行く。
自分を見ようとしないアングスティアに対し、ファナは強く踊り出す。
そしてアングスティアもまた、踊り出すのだった。

アングスティアは、2人を許してくれるよう頼むため、ソロンゴを訪ねる。
しかしソロンゴは、かつて愛し、それを裏切った彼女を許せず、
逆に、ファナを閉じ込め、調教師頭のクーロとの婚約を言い渡す。

ラファエルをつけてきたフェルナンドによって、モヒが殺される。
彼の死は、クーロによって、ラファエルによるものとされ、
ラファエルは、追われる身となる。
クリスマスの夜、家を抜け出してきたファナとラファエルは、
海辺の小屋でようやく出会うが・・・。


＜感想＞

とても良かったです。
実は前回は 全然訳が分からなくて、つまらないと思ったんです。
でも、大好きな人たちがハマっていたので、
再演を機会に、だまされたと思って もう一度来たら、
何だか思いっきり変わっていました。

ストレートプレイっぽくなったという人もいます。
確かに、そうかもしれません。説明も増えたし。
でもそれが、うっとおしさではなく、分かりやすさに
つながったんだと思うから、私は大歓迎しています。

例えば、モヒと関わるアメリカ娘のエレナとクリス。
彼女らは、前回は「なんのために ここにいるの？」という感じで、
素人が見ても、まずい使われ方だなぁとしか見えませんでした。
それが今回は、ＢＷに立つために、本場のフラメンコや
スペインの風を体に叩き込みに来たという設定があって、
彼女らならではの「スペイン！スペイン！」と騒ぐ理由も分かったし、
比較としてのファナの心情も、はっきりしたと思います。

ただし、弊害もあり。
ラスト近く、ファナとラファエルが街を飛び出して
海辺の小屋で落ち合おうとしているはずのシーン手前、
「その頃、○○は・・・」というナレーションを
付けたくなるようなシーンが多すぎます(-_-;)

その少し前辺りから、心の中で、
「これって主役 誰だっけ？」と呟いていたのですが、
いくらなんでも、ソロンゴのソロ＆アングスティアのシーンは長すぎ！
その後の、イザベラとクーロの下りや その他諸々が続くに至っては、
思わず「歌わなきゃ1/3で終わる〜♪」って歌詞が浮かぶくらいでしたね(^^;
君たちの気持ちは分かったから、早く話を進めてくれって思いましたから。
せっかくの見せ場だし、各々のシーン単体としてはいいんですけど、
そろそろ話が大詰めかな？と思った後だっただけに、
「この雪、どのくらいの大きさの紙 切ったのかな〜」とか、
要らん事を考えてしまっていました。

でも、最後は人が死にまくって、後味悪いし、
好きなタイプの話じゃないなと思いつつ観ていた締め、
アングスティアの姿に、ドキッとしました。
死んだ２人に、ラファエルから貰ったショールをかけるのですが、
パサッと、落とすように かけるんです。
２日前の一孝さんのパーティーで、
ここの演出が変わったとは聞いていたけれど、
それでも、ドキリとさせられる表情と態度、セリフで。

２幕半ば辺りまでは私、ほぼ完全に満足していたのに、
最後で いまいちだったなぁとか思っていた気持ちが
一気に飛んで行ってしまいました。やっぱり、いい舞台。
暗転して、まさか終わり？と思った後、
全員が並んで歌う歌も、圧巻。
私自身はスペインに行ったことはないですが、
イメージとしてのスペインの大地の強さと風の熱さを感じて。
ある種、『風とともに去りぬ』にも似た後味。
久々に、ほぼ休みどころの無い 濃密な舞台を観たと思います♪

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