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［★★Happy:90] 00/12/29号
多分・・・、というか、まず絶対、
これが今年の最終号になると思います。今年32本目のHappy。
おっかしいなぁ？今年中に100号まで行くつもりだったのに(^^;
観劇数だけで行くなら、同じ物は２回書かないと決めたって、
軽く行くはずなんですよね。60〜70本ぐらいは観ているはずですし。
ましてや合間に、お茶会やライブの感想まで入れてるんだから、
年間100本だって書けるはずなのに。すみません〜。
というわけで、次回はまた、年間観劇の まとめ号になると思います。
もういっそ、毎年恒例ってことにしちゃおうかな？
そうすれば、変な罪悪感を感じないでもすむし(笑)
書きたいことは、しょっちゅう、いっぱいあるのですが、
何しろ書く暇がないんですよね・・・。時間の使い方が下手なのかなぁ？
21世紀の目標は、時間を有効活用すること！これですね、絶対。
＜index＞
１：チラシ＆郵便物から・・・
２：『キャットフード』 12/27、12/29
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１：チラシ＆郵便物から・・・
○ 『駒田はじめ 2000フェアウェルコンサート』
構成・出演：駒田はじめ
日時：2000/12/31(日)18:00〜
会場：芸術劇場小ホール２
料金：全席指定￥4,000-
発売中
問合せ：オフィスストーンズ 03(3410)8418、
ドラマ塾 03(3414)9792
2000年のカウントダウンコンサートであると同時に、
駒田はじめの芸能生活20周年記念コンサートでもあります(*^^*)
本当に！！レミと重なってさえいなければ絶っっ対行くのに(ToT)
いや、発売日がこちらが先だったら、レミを振っていたかもなのに・・・。
どなたか代わりに行って、かずきの愛を伝えてきてくださいぃぃ〜(泣)
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２：『キャットフード』 12/27、12/29
※東京芸術劇場小ホール２
※１幕：19:00〜20:15、２幕：20:30〜21:30（大体の記憶です）
※全席指定 ￥6,000-
※27日：Ｃ列１６番（３列目センターブロック上手端）、29日：Ａ列１５番
※ジミー：鶴見辰吾、ヴィト：駒田はじめ、ケート：八重沢真美、
※フレッド：朝広亮二、カーミーヌ：輝山新、ジェニー：上田由布子、
ボビィ：貴志昌文
※パンフレット：￥1,000-
＜ストーリー＞
大晦日の晩。ジミーは憔悴しきっていた。
ＢＷの舞台を下ろされ、昼メロの役も削られ、
愛猫には死なれ、恋人のケートにも出て行かれた。
最悪の気分の中、突然、彼は、家の中に隠れていた泥棒を発見する。
立ち回りの末に捕まえるが、警察は忙しくて電話も繋がらない。
既に２回、空き巣に入られていたジミーは、その こそ泥が、
前回にも入ってきた奴だと目星をつけ、流しに縛り付ける。
こそ泥の名は、ヴィト。流されるままに結婚したり、
生きるためだけに、ホモ同棲や泥棒までやってきたという。
けれどジミーは彼の姿に、周りの顔色ばかり窺って生きてきた自分と
正反対の、したたかな自由を感じ取る。
「去勢されたみたいな人生」とまで言われる自分は何なんだ？
そう感じたジミーは、ヴィトと一緒になって、
心配して様子を見に来たケートと その恋人や、
大嫌いだけど付き合ってきたキレた連中を追い帰す。
一方、ヴィトは、今までに盗まれたものの中で、金銭的なものよりも、
書きかけだった原稿に執着を燃やすジミーに、驚きを感じていた。
自分に合わなかった道を捨てて、見つめていこうとしていた新たな夢。
それは、そんなにも大切なものなのだろうか？
そんな疑問を感じた時、前に同棲していた男のセリフが甦る。
「君は、生きる目的を探さなくちゃいけないよ。」
（注：そんな意味のことで、少し違うと思います(^^;）
ジミーは、新たに作品を書く意欲が出てきて、
独りになるために、ヴィトに帰ってもらう。
しかしあっという間に、再び訪ねてきたヴィトは、
ジミーに、１つの提案をしたのだった。
＜感想＞
実は この舞台、初演も観ているのですが、
その時は、半額￥3,000-の「プレビュー」で観ていても、
途中で、帰ってもいいかなぁ・・・という居心地の悪さを感じました。
それが、たった５日間の公演で見る見るうちに良くなって、
楽日には、絶対に再演希望！というものになりました。
そして、その期待を持ち続けて４年、今年の再演。
駒田はじめ以外キャスト総入れ替えというのが不安だけれど、
楽しみ楽しみ〜♪と出かけていって。
けれど、この舞台の特徴なのか、駒田はじめという役者の特徴なのか、
初日、はっきり言って、つまらなかったです。
オープニングで駒田さんが客席を通っていったときには、
うわぉ(^^)って思ったのですが、びっくりは そこまで。
後はどうもテンポの悪い時間が流れて、眠くって。
やっぱり「帰りたいなぁ・・・」と思いつつ観ていたし、
終わっても、アンケートに書けるほど印象に残る内容が一つもなく、
真っ白な紙を握り締めて、帰ってきてしまいました。
でも、３日目（４公演目）を観たら、良くなっていました(^^)
駒田はじめの男くささと冗談っぽいセリフ回しが冴えてきて。
ほとんど２人芝居と言っていいような舞台なので、
駒田はじめと鶴見辰吾が光らないと、どうしようもないんです。
その片方がリアルになって、一気に面白いシーンが増えました。
特に、ヴィトが今まで自分がどんな風に生きてきたのか、
告白していく長ゼリフは、目的も夢もなく、
ただ、生きるためだけに生きてきた彼の歴史が見えて、◎。
それに引き込まれていく私自身の気持ちが、
ジミーにも重なって見えてきて、舞台上に世界が見えました。
ただ、やっぱり、良かったのは駒田はじめだけだったと思います。
さすがに、25歳の役だと思うと、年齢的に無理があるのは否めないけれど、
ヴィトという人物の適当な生き方が、きっちり見えてくるから。
でも、鶴見辰吾が話し出すと、一本調子くさいセリフ回しに、
すうっと気持ちが引いていくのが感じられてしまうんです。
初日からすれば、笑いを取ろうと考えているのが見えるのですが、
「頑張っている」と感じるため、素直に笑うよりも苦笑してしまう。
今日は、客席に、どんな舞台でも大声で笑い、真っ先に
思いっきり拍手するために、顔を覚えてしまった女性がいたので、
電話しながら体にコードを巻き付いてしまうテンポの悪いシーンや、
ヴィトが着替えに行っている間に、死んだ猫のおもちゃを
片付けるという、笑いが起こるはずのないシーンまで、
全部、笑い声が聞こえましたが、それで妙な納得をされないよう、
別の方向に演技が変わっていくことを、期待してしまいます。
ケートは特に、可もなく不可もなくという印象ですけど、
残りの３人組は、作品世界から浮き上がっているとしか思えません。
彼らが来たことで、ヴィトとジミーの共犯意識が更に強まり、
紐をほどいてやることに繋がるので、全くカットはできないけれど、
でも、何とか彼らを別の方法で見せられないものかと思ってしまいます。
私は、最終的には「駒田さんが良かったからいいや。」と思えます。
最初から、駒田はじめを観に行っていて、彼には満足できたし、
あと２〜３回観に行く予定があれば、疑問を感じるかもしれないけれど、
もうこれ以上は、日程的に観ることはできないという事実がまた、
「観られて良かった」感に拍車をかけるし、値段的にも、まあまあ。
でも、この舞台に、ファン以外が満足するだろうかと考えると、
劇場の３分の１程度しか埋まっていなかったにも関わらず、
宣伝しようという気が失せていくのを感じてしまいます(^^;
・・・個人的には、時間が許すなら、もう一度ぐらい観たいんですけど、
そんなのはやっぱり、自称「男くさい駒田はじめファン」である
私ぐらいのものでしょうかね(^^;
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