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［★Happy:91] 01/01/15号
明けましておめでとうございます！
・・・って、やっぱりさすがに、遅すぎますよね(苦笑)
一応、予告どおりに昨年のまとめを正月に書いていたのですが、
フロッピーに落とすの忘れて、実家に置いてきてしまいました。
半分以上書けていただけに、どうにも もう一度書く気が起きなくて・・。
いや、そんな事情、読者の方々には関係ないってことは分かっているのですが。
ごめんなさい、やっぱり多分、単なるサボりです。すみません〜。
そんなわけで、21世紀初のHappyは、レミゼと相成りました。
実は、これで観劇３本目なのですが、初観劇もレミゼだったから、
まぁそれなりに辻褄は合ってるかなー・・・、なんて思ったりして。
本文でも ちらっとだけ、その日の観劇について触れていますし。
要は、あまりその日の舞台に納得できなかったということなのです。
その日こそは、好きなキャストさんを吟味して選んで取ったチケットで、
今日は、たった１人を目当てにダッシュで取ったチケットだというのに、
どちらがより満足できたかというと・・・(^^;
本当に、舞台は生物ですね。
こういうことがあると、余計に思います。
そしてまた、最高の瞬間を見逃したくないあまりに、
チケットが増えていくんですよね・・・。
今年も相変わらず、チケットが減りそうにない私です。
＜index＞
１：チラシ＆郵便物から・・・
２：『レ・ミゼラブル』 1/14 17:00〜
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１：チラシ＆郵便物から・・・
○ミュージカルシアターコンサート 〜ブロードウェイの煌き〜
出演：和田哲監、高野絹也、尹 嬉淑、黄 淑純
日時：1/15（月）19:00〜（開場は30分前）
会場：ＭＵＳＩＣＡＳＡ
料金：全席自由￥4,000-
問合せ：クレッシェンド 0424(92)3041 担当・前山
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/4970/index.html
○ミュージカルシアターコンサート Vol：２
出演：宮内良、森田浩貴、小川真樹、夏川玲
日時：2/19（月）19:00〜（開場は30分前）
会場：ＭＵＳＩＣＡＳＡ
料金：全席自由￥4,000-
発売：1/17（水）
問合せ：クレッシェンド 0424(92)3041 担当・前山
非常に興味あるんですけれど、例によって例のごとく、
既に別件が入っていて、行かれません(泣)
ムジカーザは、石川禅さん関係で、よく行っていますが、
代々木上原徒歩５分で、キャパが 100ちょっとの、小さな所。
１人の生声でも十分に満たせるサイズなのに、４人なんて贅沢！！
２月はやっぱり、多少無理しても行かなくちゃだなぁ・・・。
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２：『レ・ミゼラブル』 1/14 17:00〜
※帝国劇場
※１幕：95分、休憩：30分、２幕：75分
※Ｓ席 ￥13,000-（ＦＣ価格。定価は￥13,500-）
※Ｅ列３０番
※鹿賀丈史、村井国夫、本田美奈子、岩崎宏美、tohko、
戸井勝海、斎藤晴彦、大浦みずき、岡幸二郎
※森田浩平、高野絹也、斎藤桐人、小鈴まさ記、広田勇司、林アキラ、
乾あきお、井上一馬、津田英佑、大須賀ひでき、酒本朗
※松岡美希、古郡やすこ、井上めぐみ、江川真理子、国分美和、
木村聡子、鈴木輝美、大川美佳
※近野桂介、山下夏生、廣川由里香
※指揮：平田英夫
※パンフレット：￥2,000-
＜感想＞
今日はソワレでレミゼ。
前回の観劇は、９日ソワレだったのですが、
12月に惚れて惚れて惚れて、追加しまくって通った戸井マリウスが、
その日は何故か、「え？？？」以外に 何も言えない状態だったため、
このままでは気持ち悪くて他のマリウスが観られない！という事情の下、
急遽、取ったチケット。なのに運良く、Ｅ−30という ど真ん中の席。
しかも、前に座ったのが大人しく観ている小さな女の子だったので、
目の前が、すかーっと視界が開け、最高の状態で観せていただきました。
事情が事情だったため、普段なら、およそ選ばない組合わせでした。
あえて失礼な言い方をするなら、私にとっては「裏キャスト」。
自分の好みで選ぶなら、外してしまう方たちが８割の日だったんです。
なのに・・・、非常にバランスが良くて、安心して観られました。
聴き慣れない＆見慣れない声や演技ばかりで、違和感はあるのですが、
それを飛び越える安定感があって、素直に入り込めるというか。
普段、滝田「パパ」バルジャンの愛情に滂沱し、
この愛情を伝えていくことこそがレミゼだと思っている私ですが、
今日の舞台からは、『レ・ミゼラブル』の原作と歴史の重み、かな？
そういったものが厳然と感じられて、これもレミゼだ・・と思いました。
そう思うと、初めて観る人には、これも必ず感じてほしいと思ってしまう。
歌穂さんと一孝さんを加えて、コゼットはこの際、安達祐実さんにして、
それで一度見てみたいものよ・・・と思わされました。
ただ、そんなに冷静に思っていたかというと、そんなことは全くなくて。
現実にはただ、「村井さぁぁ〜〜ん(ToT)」と泣いていただけでした(苦笑)
一応 私は、村井さんのファンというつもりではありながら、
12月に観た時点では「ジャベール３人とも却下」と言っていたのです。
しかも、以前から「村井さんは好きだけど、鹿賀−村井の時は嫌い」と
豪語していた私が、今更こんなにハマるとは思わなかったのですが(^^;
自負心に満ちた♪Starsも、必死で矜持を保とうとしながら崩壊していく♪自殺も、
依って立つものが一つしかないジャベールが見えるようで、最高(*^^*)でした。
表情も何もかもが くっきりと見えたせいか、心境の変化が痛々しいばかりで。
村井さんのジャベールの何が嫌いかって、粘着質というか、
バルジャンに対する異常な執着心が見える所が嫌いだったんです。
それが、前半、比較的あっさりと演じてくださっていたせいか、
バリケードでの変化が、くっきりと浮かび上がって見えました。
この舞台、最初に涙が出たのは、バルジャンにジャベールが、
「君は自由だ。本当だ、取り引きじゃない。」と言われた時だったんです。
原作読んで、一番好きで一番泣いたのはジャベールだった私ですが、
ミュージカルの このシーンで泣く日が来ようとは、思いませんでした。
「自由」。この言葉が、何を言われたのか理解できないジャベール。
今まで見せたことのない、迷いを含んだこの時の表情があればこそ、
人が死に絶えたバリケードで、狂ったようにバルジャンを捜し回る行動も、
♪自殺 も、今日は すんなりと理解できました。
もちろん、席が良かったから、良く見えたというのも大きいと思います。
でも、２列後ろの同じ３０番で、先日 別のジャベールを観た時は、
「うるさいから、少しボリューム下げてよぉ(-_-;)」と思ってしまいました。
思ってしまってハッと気付いたら、事もあろうに ♪Starsの真っ最中でした。
一度は村井ジャベールより好きだったこともある、彼のジャベールの♪Starsは、
表情も演技も、非常によく見える席に座っていてもなお、
単なる「大きな音」「騒音」としか感じられなかったのです。
・・・ということで、やっぱり、今日の村井さんは良かったのです(*^^*)
他にも、何故か乾さんの演技が目を惹き、非常に良かったですし、
久々の近野くんも、力走ぶりを見せてくれました。
津田プルヴェールは、何だか妙に存在感があってうるさく、
アンサンブルになりきれていないという印象がありましたが、
実は私、12月に彼のマリウスを観た時に、全く逆の印象を持ったのです。
だからもしこれが、彼がマリウスらしくなってきたせいであるならば、
次の津田マリウスの日を楽しみにできそうで嬉しいかもとは思っています。
当然、プルヴェールの時は、プルヴェールの演技してほしいですけどね(^^;
というわけで、文句を言い始めたら やっぱりキリがないのですが、
全体としてみて、非常に よくまとまった、一貫した雰囲気のある、
納得のいく舞台だったと思います。「あぁ、観た！」という満足感。
細かいことは置いたままでも、とにかく満足！と言えるのなら、
やっぱりそれが一番、大切なことだと思います。
だからさー、ジョン・ケアード、来日してよぉ。
来て、新人さんたちの特訓して、誰が演っても、ある程度は、
統一した演出の感じられるレミゼを作り出してよぉ(泣)
個人の「らしさ」は、舞台が成立した上での話でしょう？ねぇ？
今のレミゼ、自己主張の激しすぎる人ばっかりなんだもん(大泣)
（結局、行き着く先はその愚痴なのね・・・(苦笑)）
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