＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝




＜1/26＞

取り急ぎの楽日報告です。カーテンコール部分ばっかりですが(^^;)

一番驚いたのは、滝田バルジャン、大泣き！
いえ、今回は本当に、滝田さんから目が離せない回で、
囚人のシーンこそ禅さんと神保さんを観ていたものの、
司教様の辺りからは駄目だったんですよ。
こんなに真面目にバルジャン観たのなんて久しぶりかもというくらいで、
何かと言えば泣いてしまっていたかも。
それなのに、滝田さんご自身まで泣いたんですよぉ〜。
もう、こっちはどうしようもなくなってしまって、ただただ滂沱……。

観る優先順位は、１まり絵ちゃん、２森久美さん、３禅さん、４神保さん
なんて事を言っていたくせに、全部かっ飛ばして滝田さん観てました。
しかも森久美さんの後辺りに、ユキオさんも入っていたかも？
復調おめでとう(^^)幸せでしたの、今回は。

私自身ががんがん泣かせて頂いたのも勿論ですが、
禅さんが、恵みの雨でもカフェソングでもちらりとも涙を見せなかったのに対し、
♪Everydayのバルジャン。出てきた時は気付かなかったのですが、
♪俺のものじゃない〜と歌いだした時は、もう、涙が頬を伝わるまでに。
洟を啜り上げる音がマイクで拾われてしまうくらいの泣き方で。
こんなに辛くていいのだろうかというくらい、
切なさの伝わって来る泣き方。

とにかく、滝田バルジャンというのは、川崎ジャベールと組み合わせると、
「ジャベールの事脅して逃げてるよ」と言われるくらいの割腹の良さでしょう？
そんな人がだぁ〜だぁ〜と泣いている姿があまりにも辛くって、
そのあられもなさで、却ってバルジャンの痛みが聞こえてきたかもしれませんが。
マリウスの♪どうしたら救えるのです〜も、今回は多少、及び腰で、
「引き止めても無駄かもしれない」という思いが見えた気がしました。
ちなみにこの告白シーンから後では、さすがの禅さんも泣いていました。

この日の禅さんは、本当に泣いてなかったんです。
12月に来たときにも少し思ったみたいなんですけど、
ちゃんと成長するマリウスという感じに見えました。
カフェソングなんて、泣かない分だけ、怒りを強く感じて。
こうやって感想書いてるとちゃちゃ入れたくなって、
思わず「村井さんありがとぉぉ！」とか言いたくなるけれど、
この時点では本当に感動してました。良かったです〜♪

カーテンコールでは前２回もバルジャンの挨拶のみだったそうですが、
今回も滝田さんのみ。非常に大きな拍手が上がっていた森久美さんにも、
何ら特別扱いらしきものはありませんでした。客席は、この辺りから総立ち。
「今日はレ･ミッズ観劇頂きありがとうございます、２ヶ月はあっという間で、
嬉しくも寂しくもある。またここで会いたいと出演者一同思っています。」
・・・という程度の、ごく一般的な挨拶があった後、
キャストと観客全員でのPeople's Songがあってお花投げて・・という感じ。

誰も歌わないから、大声で歌っちゃいました、People's Song。
せっかく「皆さんで」と言ってくれてるんだもん、今歌わなくっちゃ。
禅さんも神保さんもまり絵ちゃんも森久美さんも、上手側で遠かったのですが、
林アキラさんや戸井さんが真正面に来てくれていたので、
ガンガン歌っている姿とか見られたかもしれません(^^;)
まぁね、嬉しくって幸せだったから良いのですが。(^^)

この辺りからは、禅さんオンリーモードで見てしまっていたのですが、
最初の、アンサンブルから少しずつ出て来る挨拶の後は、
いつもどおり、歌穂さんと一緒に下手へ去って。
それから、いつもならお花を拾いに来る回では、
再び歌穂さんとともに走り込んできて上手へ去り、
まり絵ちゃんと一緒に並んで、滝田さんのご挨拶。
皆で歌ってからお花を投げて、去る時には早見コゼットと一緒に上手奥へ。
やはりエスコート、といった感じで軽く手を添えて走る姿が素敵でした。

次は１人で駆け込んできて、中央後ろの列に。
前の方で皆が拍手に応えたりしているのに、
森久美さんの肩ポンポンって叩いたり、両手つないでぶんぶん振ったりして、
おいおい(^^;)っていうくらい観客を無視してくれて。
前列が左右に分かれた頃にようやく気付いて、あわててまた下手へ。
仲良しさんなんですね、きっと。
森久美さんには何にも特別な事がなかったけれど、私はこれで十分。(^^)

次は岡さんと一緒に出てきて、下手正面ぐらいに止まってくれました(^^)
禅さんの右腕は岡さんの肩に、岡さんの左腕は禅さんの腰(^^;)という状態。
そのまま、残った腕を振ってわちゃわちゃしていたのですが、
途中から腕をほどいて両手をぶんぶん。
か〜わいいっっ！！まさに禅「ちゃん」という感じ。(*^^*)

周りじゅう立ち上がっているので、よく見え〜ん！とか
キョロキョロしていたら、近辺で笑いが起こって。
何事かと思ったら、禅さんが岡さんを右腕で引き寄せて、
左で岡さんの顔を指差しまくってるんです。
見たら、岡さんが泣いてるっっ！！
いやぁ、初めて見ました、岡の涙！！
そして、鬼の首でもとったかのように嬉しそうな禅ちゃん・・・(^^;)
あなたが今まで百数十回泣き続けてきた舞台が、
たったこれだけの事で帳消しになる訳でもあるまいに・・・(^^;)
よっぽど普段この事でからかわれたりしてるんだな、というのが
しみじみと実感されてしまうシーンでしたね、本当に。（笑）

そのまま再び彼らは下手へと去り、
もうさすがに出てこないだろうと思っていたら、
再び客席が暗くなり、キャストがまた出てきてくれて！
誰と出てきたのか、この回は見逃しましたが・・・。

とにかく、気がついたら舞台中央下手寄りにいらした禅さんは、
１人で一生懸命、２階席辺りに向かって手を振っていました。
確かに禅さん、それまであんまり、上の方の階は見てなかったかも。
誰かに言われたのか自分で気付いたのかは分かりませんが、
やっぱり禅さん好きだなぁ〜なんて、
自分の方を向いてくれないのは残念に思いつつも、感じたりして。

この後すっかり客席は明るくなって三々五々皆さん帰り始めたのですが、
やはり、却って前の方に下りて来るお客さんも多数。
「終演しました、出てって下さい」の放送が流れる中、
それのせいで聞き取り難い、幕の中の様子に耳をそばだてていた模様でした。

さすがにそこまでは、ちゃんと聞かずに帰ってきてしまいましたが、
乾杯の音頭を取る滝田さんらしき声が、
また少しうるうる加減だったのが、とても印象に残りました。
あぁ、また終わっちゃったんだな・・・なんて、今更な感慨に、
改めて耽らせてくれるような声音でした。
やっぱり、滝田パパも好きなんだよなぁ・・・。

＜楽日楽屋口報告＞

家族たちに呆れられながらも出口で別れて楽屋口に向かい、
待つこと２時間近かったかもしれません。
禅さん登場は、岡さんと一緒でした。
しかも、岡さんのアンジョルラスのパネルで顔を隠して(^^;)

速攻で、阪急ホテルの方に向かわれるのを、追いかけてしまいました。
もう、何とも言えないすごい人数！きっと見る方は怖かったろうと思います。
そして更に、追いかけられる方は私たちの事をどう思ったか・・・(^^;)
もちろん追いかけている最中は、そんなことは思いもしないので、
途中で禅さんに追いつけてしまった私は、「手紙受け取って下さい！」って。
でもそう言ったら、笑顔で受け取ってくださったんです〜。あの笑顔！
それでほぼ、あきらめがつきました。

でも途中と言っても、そこはもう殆どホテルの入り口近くで、
ホテルマンの方がファンたちを追い返している様子が良く見えました。
転んだ人が居て、禅さんが「大丈夫？」とか声かけたりしたらしいのですが、
それは、途中リタイヤした私からは、見えなかったなぁ。
その後、エスカレーターで階上へ上がる姿を外から皆で見送ったらしいのですが、
その前に、さっさと回れ右して帰ってきてしまいましたし。
さすがにちょっと、夜叉のような顔をして走っていただろう自分が、
恥ずかしくなってしまったので。
その顔で禅さんに手紙受け取れ！って迫ったんだと思うと、ちょっと後悔・・・。
本当に後悔って、後から悔やむことなんですね・・・。
でもだって、手紙の宛先も分からない方なんですもの・・・。

===================================================================